サービス開始日: 2024-10-05 (495日目)
11話までは本当に面白くないと思いながら、ここまで見たからには一応最後まで見ようと思って最終話を見たが、最終話は思ったより面白かった。というか、ここに全部ぶつけたくて11話続けてきたんだろうが…正直、1stガンダムに思い入れがないとここまで全然保たない。一応見ていた私ですら、あまりの描写の適当さにずっと辟易していた。今作の新規登場人物(主役というのは憚られる)3人のことは行動が意味不明すぎて最後まであまり好きにはなれなかったし、それ以外は過去作の亡霊みたいなのがずっと暴れてるし…過去作を知っていなくても話はわからなくはないが、その場合はただただ描写不足のアニメでしかなくなってしまう。12話で明かされる設定はかなり手垢のついたものではあるが、過去作ファンにとってはガンダムに当てはめて公式として放送されるだけで楽しめるのだろう。私は最後でようやく幾人かの主要人物が本音を見せてエゴで動きまわる様と、展開の速さと映像の良さ、バカバカしさで思ったより楽しめはした。
映像と音楽の品質は12話だけでなく全体を通して非常に良い。
序盤は退屈な展開からはじまったが、ポンコたちが馴染むにつれて徐々にキャラクター同士のやり取りやパロディネタ、不謹慎ギャグが面白くなっていき、重なるように数百年の時間経過がもたらすホテルの歴史の積み重ね、主人公一時離脱からのタイムマシンのような体験、ポストアポカリプス世界の寂寥など銀座のホテルを舞台に様々な出来事・情景を描いてみせた。最終回は中盤みせた破天荒さは鳴りを潜めて比較的穏やかで、やや拍子抜けするところもあったが全体的には良作だった。とても良いとしても構わないくらいではあるのだが…毎話違ったことをしており、好みや完成度としてばらつきがあったのも事実なので、いったんこの評価とした。
ライブ映像は、手書き?の外連味のあるアクションと、モーションキャプチャーの普通の動きが入り混じっていて不自然なところは残るが、力が入っているのはわかる。とにかく演出で魅せようとしてくるのだが…だいぶ過剰気味には感じる。設定は無理があるというか真面目に捉えてもしょうがない。とにかく登場人物が無駄に口が悪くて、なぜかずっと何かと戦っている…まぁそれがこの作者が言うところのロックなのかもしれないが…よくわからない何かとずっと戦っている。メンバー同士でもずっと戦っていて、そこに熱く燃えたぎる様を押し付けてくるのだが、妙なところでぶつからずに音楽に専念しろよと思ってしまう。全体的に勢いは素晴らしいが、好みは分かれる作品だと思う。私はこういうやたら濃いキャラづけや演出はいらないので、シンプルに曲やキャラ、ストーリーで勝負したものの方が好み。
よくある他の女性向けなろうモノに比べるとキャラクターが不快ではないのは良いところ。音楽と映像も一定水準に達している。ただやはり、設定は凡百でストーリーは直線的、演出や語り口に特筆すべきものもない。結果として、普通のなろうの域は出ていない。
この作品はもうずっとつらいんだけど、つらいながらに見ていて気づいたことがある。私は元々日常系が苦手だったんだけど、趣味+日常系が量産されるようになって、趣味側が深堀りされるから楽しめていただけであって、monoぐらいに趣味側がうっすーーーくなってしまうと単なる苦手な日常系になってしまうということ…。
とにかく普通。アニメとしても中途半端にできるところまで描きましたという感じで、終わり方的におそらく続きはないだろうし、単なる原作の販促だったのかなという感じ。それもまったく成功とは言い難いと思うが。
事件自体は日常のあちこちで起きていそうな、それこそありふれたものなのだが、そこに小佐内ゆきが絡むと岐阜のホラーストーリーへと一変する。小鳩が王道で探偵をやる傍らで、黒幕のように躍動する小佐内ゆきの暴走と、それによって歪む事件の様相が面白い。終盤には人間らしい一面も見せ、小鳩とともにキャラクターの幅が広がり、まだ高校生という設定もあって行く末を見たくなるような世界を作り上げていた。アニメーションの質も非常に高く、文句を言うところがない。1期は大半が退屈な展開で完走するのに苦労したが、1期終盤以降はずっと面白かった。続編を期待する。
岐阜のホラーストーリー、ここに完結…。最後は思っていたのと少し違ったところもあったけど、小山内ゆきのキャラクターは広がりを見せた。できれば京都編を見たいものだが…原作がこれではあったとしても10年後とかだろうなぁ。
ここに来てこの1話入れてくるって制作者はナニモンだよ…匂わせるだけ匂わせて1話完結で終わらせるのも品があって良い。そんな言葉をこのアニメに使うことになるなんて思わなかったが…。
加えて、この作品は嘘をつくのが本当に上手い。500年ほぼ手入れされていない市街地がこの程度の状態で済むはずがなく、現在から多少技術進んでいたとしても既存技術ベースのロボットの部品がここまで稼働しているはずもないし、当然スロットが動いているはずもない(火を起こして動物が寄ってくるのもだいぶあやしい)。だから、普通にやれば11話のような展開が成立するはずはなく、設定的にも違和感が出るはずなのだが…リアリティラインの設定が絶妙で、異星人やギャグを交えた非現実的なノリが混ざっているが故に、嘘をついても視聴者は自然に受け入れられる。だからこそ、荒唐無稽なギャグに突然こんなシリアスめで静かな回を挟んでも、視聴者が受け入れられる形で成立している。
アニメだからこそ成立しているフィクションを実写にして、勝手にリアリティラインを上げて爆死しているやつらは猛省して欲しい。
盛り上がってきたか…?と思ったけどこの期に及んで結局ふたりともシュウジに会いたいからで戦うだけか…。色んなものが水と油みたいに分離したまま雑な描写で進んでいく。短い尺の中で必要な場面だけが切り取られるように高速で消化されていって、マチュとニャアンは次の場面を描写するためだけに、空っぽのまま場面と場面の間をつなぐように直線的に動かされているよう。全体としてもダイジェスト版でも見せられてる気分になる。