サービス開始日: 2025-03-24 (108日目)
春期夏期も面白かったが秋期冬期はそれ以上だった
秋期は謎がだんだんと推理されていったので、視聴者も推理に参加できて楽しかった。小佐内さんの瓜野への態度が印象的だね。ただ犯人の動機には疑問が残ると感じた
冬期は一気に謎が解決されたけど、その犯人が予想外で意表を突かれた
どちらもめちゃくちゃ面白い謎だったけど、秋期のじわじわ謎が解決されるほうが好きかな
そして小市民シリーズの魅力は謎解きだけではなく、キャラクターの個性にもあると思う
前期から薄々は感じてはいたが、小佐内さんの持つ強い執着心と悪びれもせず人を操る行動が後期ではさらに露わになった。特に秋期では、瓜野と交際しているにもかかわらず恋人らしいことには一切関心を持たず(解釈一致ではあるが)、瓜野をただ裏から操っている姿はさながらサイコパスとさえ思えた。
しかしこれは小鳩にも当てはまる部分がある。仲丸と交際している小鳩も本質的には仲丸にまったく興味がない。仲丸が三股(?)掛けていることを知らされてもなお咎めることなく関係をつづけていたのは(仲丸が悪いのは当然はあるが)理解ができない。こういったところで小鳩と小佐内は似た者同士で名コンビだと思った
だが、このような性格をしている一方で、時折人間らしいというか、かわいい一面が見え隠れするのが非常に良い。冬期の最後の小佐内さんはめちゃくちゃかわいかったし、小鳩を大切に思っていることが伝わってくる。人並みに怖がって、人並みに感動する普通の女の子の一面もあるんだなって思えた。それに小鳩との未来を想像する姿もかわいらしかった
最後に堂島。いい男すぎる。仕事はできるし度量は広いし情に厚いしで完璧な男だ。もはや高校生離れしている。冬期では受験中で表舞台には現れなかったが、それでも裏でしっかり小鳩を助けており感心した。秋期で先生を前に、瓜野の味方をした度胸もたいしたものだし上司として理想的だ
日常に潜むありふれた事件を取り上げて見事に解決するだけでなく、登場人物の魅力も溢れており、大好きな作品になった
旅アニメとしては良い
が、いくら100万あるからって金に糸目を付けなさすぎでは
旅の工夫が欲しかった
惜しいアニメだった
最後に日葵が紅葉と共に東京に行ってたらもっとシリアスで面白くなっていたのかもしれない。凛音が巻き返して恋愛模様が複雑になっていったかもしれないし、東京で活躍する日葵と燻っている自身を比較し葛藤したかもしれない
まあそれはいいとして、登場人物が(ときに醜い)感情を隠さず晒しているのがこのアニメの特徴だと思う。そのせいで問題のシーン(水ぶっかけ)も生まれてしまったが、それも最後まで見てから思えばこのアニメ特有の魅力なんだと納得できた。凛音も結構腹黒発言をしており、人間味があってよかった。
中盤以降、進路の迷いや兄弟姉妹とのかかわりのなかで悠宇と日葵が各々互いへの感情が恋愛だと自覚していく過程が面白かった。特に雲雀さんはいいキャラしてた。というかこのアニメ兄弟姉妹が重要キャラすぎる。ただ紅葉はなんなんですかね。ヘイトキャラなの?突然出てきたと思ったらこじつけの理由で関係性を引っ搔き回しておいて、最後にはあっさり心変わりしており無責任に感じた。どうせなら初志貫徹してよ。
そして最かわヒロインであるところのりんちゃん。常時谷間が見える抜群のビジュアルもさることながら、性格まで最高でした。子供のころに出会ってからずっと悠宇を想いつづけてきたその健気さよ。そして恋に一途であるゆえの時折見せる腹黒さもいい。ただあまりにもメンタルが強すぎて違和感がないでもなかった。何度もフラれ、おまけに目の前でいちゃらぶされてるのにあきらめないそのメンタルはどうなっているのだろうか。まあ主人公の枕の香りを熱心に嗅いでいるあたり、感覚が少し違うのかもしれない。
悠宇と日葵は親友といいながらもわりと序盤から互いに恋心を自覚するが、決して恋愛一辺倒のストーリーではなく、登場人物たちは高校生らしい問題を抱え、それに立ち向かう。その両者を楽しめるアニメだと思う
冗長だと思ってしまった めんまの存在の有無について無限に議論していて、飽きてしまった
あとファンタジー部分の仕組みがいまいちわからない
丁寧な恋愛描写や、めんまの幽霊をきっかけに超平和バスターズが再集結し、幼少時代のように結束を深め、とらわれていた過去から抜け出すストーリーは良かった