アンの自我の強さ、生きようとすることへの力強さを実感する回。人間らしくていい。自分は感情を飲み込んでしまう子供だったのでアンの激しさに尊敬の念や羨ましさすら感じてしまう。心配しがちなマリラとゆったりと見守るマシュー、対照的な二人の親心が素敵だ。
ブローチ紛失事件。アンにもマリラにも共感して涙腺緩んでしまう。何処にでもありそうなある意味平凡なお話なのにこんなにも心揺さぶられるのは何故だろう…。原作それから高畑監督の偉大さを感じずにはおれない。
間違いを犯したときアンがどう行動するのか、そしてどれほどピクニックに行きたがっているかを事前に描いておいて主題に入っていくのが本当に上手いなぁと思う。
みんな可愛いなあ。
良いラスト。
「エミリー・バードスター。君は自分の帽子を被って生きると約束してくれ。いいね。」
大塚明夫さん最高だな。
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