監督はインタビューで「千束が主人公の作品」だと言っていたが,たしかに千束の物語だったね。
AパートでOPのBGMとしての使い方がよかった。
ちさたきもそうだけど,ミカ,ヨシさん,クルミ,ミズキ,楠木司令,フキ,サクラなどみんながみんなカッコよく描かれてたと思う。
体感5分。
・ヨシさんの心臓
・クルミの活躍
・リコリス全滅の危機
・真島×千束のラスト(千束がにこやか
見どころたっぷりだった
観る前は,主人公たちが中高生ではなく,小学生ってのにちょっと不安があった。
それこそお子様向け映画かもしれない,と不安だった。
結果,小学生のお話でも問題なかった。
主人公の1人・夏芽のCVが瀬戸麻沙美。彼女の芝居も良かった。
それ以上に脇を固める令依菜役の水瀬いのりと珠理役の花澤香菜の芝居がとても良かった。
おてんば小学生を水瀬いのりが演じてるのが新鮮。水瀬いのりといったら青ブタ・牧之原翔子とごとよめ・中野五月のイメージが強くて。
監督インタビューを読んでもう一回観たくなったな。
» 石田祐康監督、難産の「雨を告げる漂流団地」で抱いた決意 キャラの衝突を避けたら「いい部分が引き立たない」(1/3 ページ) - ねとらぼ https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2209/16/news009.html
原作小説が良かったから,アニメも期待してた。鳥とか映画.comのレビューも良好。
悪くなかったけど,原作に心奪われたわたしにはちょっと物足りなく感じたな。
原作のエピソードをかなり端折って,細部に脚色が加えられている。86分という尺が枷になっていたのかも。
田口智久監督・脚本もかなり悩んだのではという作品。これはこれで悪くなかったけどね。
でも原作小説で割と重要な立ち位置の○○がモブになっていたのはなあ。あと15分長く作れば…