隅々まで探索されつくした世界に、唯一残された秘境の大穴『アビス』。
どこまで続くとも知れない深く巨大なその縦穴には、奇妙奇怪な生物たちが生息し、
今の人類では作りえない貴重な遺物が眠っている。
「アビス」の不可思議に満ちた姿は人々を魅了し、冒険へと駆り立てた。
そうして幾度も大穴に挑戦する冒険者たちは、次第に『探窟家』と呼ばれるようになっていった。
アビスの縁に築かれた街『オース』に暮らす孤児のリコは、いつか母のような偉大な探窟家になり、アビスの謎を解き明かすことを夢見ていた。
ある日、母・ライザの白笛が発見されたことをきっかけに、アビスの奥深くへ潜ることを決意するリコ。リコに拾われた記憶喪失のロボット・レグも自分の記憶を探しに一緒に行くことを決意する。
深界四層でタマウガチの毒に苦しむリコ。リコを救ったのは成れ果てのナナチだった。ナナチを仲間に加え、ボンドルドの待つ深界五層へと三人は冒険を進める。 そこで、出会ったプルシュカと名乗る女の子は、ボンドルドに育てられ外界を知らずにいた。
リコの冒険話に夢中になり一緒に冒険に行きたいと願うが、あえなくボンドルドの実験に利用されてしまう。
しかし、プルシュカは形を変えリコの白笛となり、
一同は深界六層「還らずの都」へと進む。
そこには、成れ果てが独自の価値観を持って生活している
「成れ果ての村」が存在していた。
放送から約2年経ってようやくの視聴。
一つのエピソードを1クールにまとめる形で、リコ達の物語とそこに絡んでくる過去編のリミックスver.のような形式のアニメでした。
過去編がカチッカチッと嵌るように繋がっていくストーリーは圧巻の一言。近年でも郡を抜く完成度の作品だという評価も納得の出来と感じます。
マアアさんが本当にかわいい。最終決戦前にファプタに自己紹介するシーンはグッとくるものがありました…
過去にアビスに挑んだ探窟家たちの話と同時進行でリコたちの探窟も進み互いの関連性が明らかになっていく感じのお話。
村に着いて慌ただしくなってきた辺りから急な感じは受けたが、全体通して作画もよく楽しんで最後まで見られた。
★★★★★★★★★☆
rated on myani.li
メモ
Date:2023/7/30-2023/10/3
Score:98.4 (互:100↑)
各話平均:9.75 /10.0
脚本:10 /10
映像:10 /10
音声:10 /10
全体:10 /10
人を選ぶけど、良いアニメだった。
ファプタが良かったです。
いい感じで狂ってて、あのアビスの穴の中でただ生き続けるというのは狂わないとできないということを感じた。
その中でもファプタかわいいそす
EDまじ神曲
1話冒頭、全く知らないキャラたちではじまり、これが今クールの肝だった。
決死隊との交錯。この話なくしては今回は語れなかったね。
序盤は相変わらずの冒険してる感じがすごく楽しかったんだけど、そこから決死隊の過去、主にイルミューイあたりの話で精神が削られていく。
それを受け継いだファプタも。
なのに最終的には納得感のある終わり方で、旅は続いていくし、希望ではないけど明るさも少し見え今後へ。
6層は濃かった。いろいろなことが起こりすぎた。
こっから先どうなるんだろうな。
わざとおいておいてイッキ見したけど、自分の精神衛生上こうしないとやってけないなw
最後が前向きに終わる感じで区切られてよかった。
3期も期待したいなぁ…。
原作も凄かったのだが、音と色がついて動き出してさらに凄いモノになった。
4.1/5
2期もめちゃくちゃ面白かった!
本当にこの作品は先が全く分からないし絶望を毎回のように与えてくる。
3期も是非やって欲しいです!