その名の通り、2016年に放送されたアニメ ReLIFE の完結編。
前作の続きで、主人公たちが卒業するまでの半年間を描いたもの。
一学期を通して成長してきた被験者同士での恋物語に発展する。
一期を見ていたときは、なんとも思わなかった「リライフが終了したら、関わった人々から被験者の記憶が消える」という設定が、終わりに近づけば近づくほど効いてきて、頼むから幸せに終わって欲しいと願いながら見ていた。
少しずつ狭まる二人の距離と比例して、卒業への残り時間も短くなっていく。
そして、終わりはやってくる。最終話で薬を飲んで大人に戻ってリライフを終了するシーンでは、海崎さんと夜明さんの方も、日代さんと小野屋さんの方も、とても涙をさそう形で描写されていて、ただただ全俺が泣いた。
ところで、このアニメの特徴といえば、毎エピソードごとに ED が変わることだ。
とくに完結編では、全てのエピソードでとても内容にマッチした素敵な選曲が行われていた。
ただ結局、オープニングテーマの「ボタン」が、このアニメに一番合ったエンディングテーマだった。
全部消えてもただそれだけはほつれない。
とても、良いアニメだった。