死柄木もスピナー達ヴィランからしたらヒーローだった、最後にデクに対して頑張れと言うスピナーもまたエモかった
彼らに憧れる新入生達も多くいる、持て囃さられるのが苦手なかっちゃんが可愛い
トガちゃんを助けられなかった事を悔いるお茶子に対して君は僕のヒーローだと言ってくれるデクのシーンが素敵だった、彼女の優しさというものは唯一無二のものなのは間違いない。クラスの皆を見守る相澤先生のその顔も優しかった
最後に出て来た不穏な雰囲気の少年は…?
お茶子がトガちゃんの個性を「人に血を分けられる個性」と表現しているのが良い。他人の血を吸って変身できるという特徴とトガちゃん自身の吸血衝動の方ばかりが注目されていた中で、最後の最後、カメラにも捉えられなかった、お茶子だけが気づいた能力。トガちゃんは最後まで社会には受け入れてもらうことができなかったけど、トガちゃんの個性にそういう一面があると違う形で気づいていれば、社会に受け入れてもらうこともあったかもしれない。けど、お茶子がトガちゃんに向き合っていなかったらトガちゃんは瀕死のお茶子に血を分けることはなかった。トガちゃんの個性の知られざる一面に気づけたのは、お茶子がしっかりとトガちゃんを見て、最後まで向き合うことを諦めなかったからこそだなと思った。デクは死柄木を、お茶子はトガちゃんを、2人の命を救えなかった悔しさを忘れないだろうけど、死柄木とトガちゃんの心は確かに救われていたと思う。
救えなかったものはお茶子もデクにもあるのだ。
死柄木の存在こそがヒーローだったヴィランたちもいるんだよな。そこも入念に描くのがこの作品らしいよなぁ。
デクはあの勝利の後も被害や相手のことを考えてどこか晴れない様子だったけど、少しずつ前向きになってきてる。そしてその隣にはお茶子がいるんだよな。お茶子もずっと抱えてきたものをようやく吐露できた。もう取り返せないものは多いけど、消費するのではなく繋げていければ。
一生消えない心の傷。
最後の子は次の死柄木ってこと!?
遂に次回最終回か...
傷跡すごいな・・・
その笑顔の裏には自身の後悔と必死に向き合ってたんだなぁと思うと、その涙の重さが実に切ないなぁ・・・。次回が最終回かぁ・・・こちらも切ない。