本日の夜実況。ラスト近くのネタバレあり。
ラス前回、キュアハートの生徒会長名乗りと「それが愛だよ」。
「この21話をなぞっているのかもしれないな」と今さら気付いた。
キュアソードが、キングジコチューの雷からレジーナを救って「怪我はない?」と尋ねたところは名シーン。
誰よりもレジーナを憎んでいたはずのキュアソードだが、本当はもう気付いているのかも知れない。憎むべきはレジーナではないし、もしかするとキングジコチューですらないのかも?
異界の仲間と共に再び祖国に戻ってきたキュアソードは確かに成長していた。
うわ!!!最高!!!!!良い最終回だった!!!!!
いや最高以外ないやろ……レジーナへの2回目の雷撃をソードが救ったのも最高でしたねえ……
これは満を持してレジーナがプリキュア……あれ……キュアエースって確か声優……あれ……いやそんなバカな……
本日の朝実況。誰もが「蜘蛛の糸」を思い出さずにはいられないエピソード。
レジーナの心にあるものが、はっきりと愛であると言及される重要展開。
ここでのレジーナとキュアハートの会話は胸に響く。絶体絶命のピンチに生徒会長名乗りで強がるキュアハートが可笑しい。
「怪我はない?」
キュアソードがレジーナをかばうシーンは、キュアソードの心の動きを表している、短いが重要なシーン。
王女を助けに行く役、キュアハートではなくキュアソードに任せる心配りが皆にあると良かった。
容赦なく娘に手を下すキングジコチュー。
人は誰しも孤独を内包するものだけど、愛によって人と繋がることで自他を癒せる。利己主義(自己中)の行き着く先は孤独ではなく孤立。
芥川龍之介の「蜘蛛の糸」を題材にしたシーン。自己犠牲によってマナを救おうとしたレジーナ。そこで必殺カニバサミでレジーナを繋ぎ止めるマナw まさに火事場の馬鹿力!
このマナの心の強靭さは、全シリーズ中のメインヒロインの中で一番だと思う。生徒会長であり、強いリーダーシップを持ち、皆の精神的支柱になれる存在感。彼女は既に揺るぎない自己形成を遂げて愛の信念を持っている。大人でもそんな人はなかなかいないし、最早聖人の域か。
前シリーズのスマプリでは、メインヒロインは自分の弱さを受け入れて強くなっていくタイプだった。弱くても泣きながら強くなれるという方向性。それに対してこのドキプリは、人間の根源的な心の強さの可能性をメインヒロインが体現している。
再びトランプ王国回。
レジーナも父親との袂を分かち、王女様も回収できたので、味方側は大勝利でした。
次回、父親との葛藤&キュアエースが登場。これはレジーナ待ったなし。
なお、次回作のプリキュア10周年のコメントでネタバレされた模様。
「でも」も「だって」もいりません!!!