理解できないところは多いけどそんなこと関係ない感じで殴ってくるのが好き。
すごく個性的!BGMの使い方やら台詞回しやら、アクションシーンの映像やらがいちいちカッコいい~!
田舎の狭い世界で暮らす思春期の少年のもとに、宇宙スケールの野望を持った女が登場するという、簡単に言ってしまえばボーイ・ミーツ・ガールの枠組みになるのだろうか…。
雰囲気だけを楽しむもよし、登場人物らのセリフから物語の裏側を読み解いて楽しむのもよしな感じです。
・pillowsの曲をBGMにくり広げられる、映像によるトリップ体験→さまざまな映像表現がゲリラ豪雨のように降り注ぐ、とてもぜいたくな作品
・三人の女たちとナオ太の関係→誰とも結ばれることはなかったが、だからこその甘酸っぱい青春だった
・物語の理解を拒む、徹底したわかりづらさ→ただ見ているだけでも『それなり』にしかわからない。だから何度も見たくなる→だからこそのカルト的な人気か?
ウィスキーやジンを流し込んで、感傷的になりながら見るのに最高のアニメ。こんなにも魂を揺さぶるアニメがあるか。人生が無駄だなんてくだらない。処女か童貞だとかどうでもいい。そのうちに君も自分の愛が見つかるだろう。保証するよ。見た後に残るアニメが見たい?だったらこれは君には合わない。現実の生活じゃ地獄へジャンプしてるような、ゴミのようなクソのような人間は全部死ねばいい、そんな生活の心を癒してくれる。EDのギターが心に突き刺さるんだ
ストーリーは古典的なボーイミーツガールの手法を取っていて古臭い。タックンは小学6年生。野球留学をした兄の彼女だった高校生、サメジママミ美は兄のタバコを吸っていてどーしょーもない。そこに、リッケンバッカーベースを背負いベスパにのった謎の女性、宇宙人ハルハラ・ハル子が現れ、タックンの頭をベースで殴る。殴られた後は、額に角が生えたり、お手伝いロボができたり、まぁ色々ある。最初から最後までタックンは別段格好良くもなくそこにイライラする。まぁ小学生の性欲なんてこんなもんだろうか?画面を見ている君だったらもう少し男らしくできるのかい?
アニメーションは素晴らしい。特にシーンの切り替えの演出が恐ろしいほど良い。ナウシカやまどマギに匹敵するようなアニメーション作品だと僕は思っている
そして一番大事な事。主人公のハルハラハル子は本当にタックンに優しい。彼女の彼に対する愛が、この作品に優しさと愛を吹き込んでいると思う
見てて脳みそが忙しかった
楽しかった
目で楽しめた
カロリーがぜんぜん違うすごい
最高のアニメーション
色々な意味でグロテスクなハイカロリー作品。
全て見た後はやけにピロウズを聴いて感傷に浸りたくなる。
「アイロンで脳の皺を伸ばされた」みたいに、今までの脳みそに刻んできた皺がまるで無意味だと言わんばかりのストーリー。
全体的に比喩表現盛り沢山かつ最終盤になるまで本当に些細な答えしかないので、とかくわけがわからないまま進んでいって、わけがわからないまま終わる。
榎戸さんの本だからか、比喩表現といえばだからなのか、ちょっとウテナを思い出したりも。
でも、ところどころで良いセリフが入ってくる。それがたまらなく憎い。なんでちょっといい感じのこと言うんだ。まるで刺さると厄介な棘。やめてくれ。
話はわからんけど、映像作品としてのクオリティが高い。
挑戦的な表現はもちろん、コストの高い演出盛り沢山で変な面白さを感じてしまう。
そのわけのわからない話とが相まってアニメーション自体のカロリーが恐ろしく高くなっている。例えるならば二郎系。食べたことないけど。胃もたれならぬ脳もたれする。
6話なのに一気に見れなかった恐ろしい作品。
キャラクターは良い意味で意外と普通に感じた。
想像力が豊かすぎる小学生。わけのわからないことを言っている宇宙人。取られた彼氏の弟に固執する高校生。家庭問題を抱えているクールな同級生。
ハルコが関わる事柄が変なだけで意外と特筆することがない。意外とね。
好きか嫌いかで言えば嫌いじゃない。
カルト的な人気を誇っているのも納得できる。
かといって誰かに教えようなんてことは思わない。こんなの誰彼構わず薦められるか。宝物のようなアニメになったってわけじゃないし、大切にする予定もないんだけど、大変なので檻に閉じ込めておきます。
当時夢中になって観た記憶があるのだけれど最近観返してみたら映像の演出が寒く感じてしまって無理だったので賞味期限切れということなのかもしれない…。
なかなか面白かったです。話が想像を超えて、かなりのひねりが入ってました。映像もそれ以上に冒険している感じで、面白くて一気に見てしまいました。あんまり期待しないで、できるだけ前情報なしで見たほうがより楽しめると思いました。
ザ・GAINAX
ストーリーは後からネットで調べたりして、設定を補完しないと話がつながらないかも。
が、おもしろい作品。