あー、すっきり綺麗に終わったなぁ。
広江さんがブラックラグーンを休載してまで一から関わっただけあって物語としての構成がちゃんとしてた。
今期で一番、アニメらしいアニメだったかもしれない。
2クール目はどんどん話動いて退屈しなかったし終わってみれば良かった
良いエピローグ。
別れぎわの被造物たちが、すごくらしくて、ニヤリとした。創造主とのやり取りが、またいい。
ブリッツは最後まで渋かったなあ。昼間から飲むビールを堪能していたのには笑ったけどw
アリステリアに報いるために頑張って、賞まで取った高良田さんも格好良い。
メテオラが帰ら(れ)なかったのは意外だった。元被造物が物語を紡ぐ。その関係が面白い。
「クリエイター」の意地のようなものを感じさせる、そんなエピローグだった。
やっぱりセレジアは死んじゃダメだったと思うよ。番外編が本編に影響与えるようなことしちゃダメだよ。ましてや本編で今後も活躍するヒロインが死ぬとか。クロスオーバーものって、きっとそういうところが難しいんだろうなぁ。
考えてみれば、前回のアルタイルとセツナのやり取りは、オリキャラと作者の交流見せられてサムい二次創作そのものだしなぁ。
中乃鐘が鹿屋のこと「くん」づけで呼んでる…
ひかゆが大西に最後に伝えたことがなんともギャルゲーヒロインらしい。
メテオラはこちらが気に入っているので残ると言うと思ったが、戻れないのね。まぁ、一番順応してたからね。でもどうやってテストしたんだろう。
菊地原さんは官僚でいたほうがお給料いいんじゃないだろうか。いや、菊地原さんくらいの人なら厚遇されるのか?でもそういう人って受付とかやらないような。もう退官するような年なの?官僚でいられる期間って短い…
作品の創造物たちが実は実在してしまったら、作者は創造主=神なのでは、異種格闘技がとんでもないことになるのでは、という素晴らしアイディアだと思いました。メテオラがよかった。
スパロボのエンディングみたいだったな。まあ、そういうコンセプトか。
うーん、設定は良かったのになぁ…
まぁいのりんボイスを半年堪能できたので良しとしよう!
シリアルキラーを現世に残してはいけない(戒め)
いい終わり方だった
まみかも報われただろうか
エピローグ。
それぞれの世界に戻っていって。メテオラは、帰らない(帰れない)と…
ところで、真鍳はどうなった? まぁ、残ったんだろうけど。
なんとなく2クール使ったクリエイターのオナニーのようにも。
で、原作キャラが二次創作キャラに勝てなかったわけで、クリエイターの敗北だったのかもしれない。
限界した被造物が死んでも原作に変化はないし、結局どこから来てどこに帰っていったのか。彼らが作品世界に戻ったことで変化はあったのだろうか。クリエイター論云々よりそういう話を見たかった。
個人的には彼らは皆の心の中からやってきて皆の心の中に返っていったと考えるのが無難かなぁ〜と思うが、そういうところははっきりさせないと、設定の根幹になるところなので。
いっそのこと、全ての人の記憶を消して夢だったことにしたほうが良かったんじゃなかろうか……「もしもご縁がありましたら、またお会いしましょう」……的な。絶句……をまた読みたくなった。
(絶句……:1983年の新井素子の小説。吾妻ひでおのイラストと合わせて元祖ラノベともいえる作品。新井素子の小説から現れたキャラが起こす騒動に作者である新井素子本人が巻き込まれる話。個人的にはレクリよりずっと納得感のある良いオチだと思った。むしろ絶句をアニメ化してくれれば……)
隔靴掻痒なところがなくはないが、ラストの、アリステリアとまみかとの再会を描いた広告のカットで、まあいっか、という気分になった。
整っているとは言い難い、歪さを感じるところの多い作品だったが、それでも、心を動かされたシーンはあった。それだけでも、見続けてよかったと思う。