劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン

劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン

  • 視聴者数:5047
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暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会
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    相変わらず映像は素晴らしかった

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    最後2人が結局会うのが個人的に微妙だった。泣いたけど。

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    正直ご都合展開のためにキャラクターが消費されている感があって少し残念だった。
    映像美・劇伴・キャラクターは本当に素晴らしい。

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    冒頭、え?時代が変わってる!?と困惑したけれど、
    TVシリーズのエピソードを思い出させつつ、物語を俯瞰的にも見せる構成は上手いなあ、と。

    入院している子の話がとても印象的だった。
    その子と家族、友人とのやり取りはもちろん、ベネディクトとアイリスがよかった。
    その場にいないヴァイオレットに代わって、なんとかしようと奔走する二人の姿に、ヴァイオレットは仲間として受け入れられ、信頼されていると感じられて胸が熱くなった。

    クライマックス、もう間に合わないよ、え、飛び込むの!?と驚いたけど、超人的な運動能力を持つヴァイオレットだしw

    感情があふれてしまって、もう言葉にならないヴァイオレットの表情、石川由依さんの演技が素晴らしかった。

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    アニメの後日談。ヴァイオレットが報われてよかったなあ、と心温まるお話でした。ギルベルトにあまり感情移入できなかったからか、TV本編や外伝と比べるとストーリーは弱く感じてしまったものの、安定の美麗映像には満足です。

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    複数人の人生・物語が重なっていく構成が巧みで感心した。
    マセガキって感じの男の子の話で、ヴァイオレットが「駆け付けられない→仲間に頼む」という考えに至れたことに、彼女の成長を感じてぐっときた。また、ギルベルトに会う前に自分の服装を心配したり不安で取り乱しているところや、再会の際になかなか言葉が出てこないところが、心を持ったゆえの行動だと思った。この再会のシーンの、今まで暗かった画面が色を取り戻して明るくなるところが、京アニの幅広い色や光の表現が生み出す効果の集大成のように感じられた。本当に美しい。
    ヴァイオレットだけでなく、ギルベルトや兄もそれぞれ思うところがあり、特に兄の変わり様は良い。不器用なんだな。
    映画館で初めてちゃんと泣いた。
    (2020.9.19)

    2020/10/13 劇場にて

    ヴァイオレット・エヴァーガーデンが自動手記人形から一人の女性になるまでの物語、もとい、本編からすると、1つの武器出会った少女が愛し愛される女性になるまでの物語、最高でした。

    出だしは、祖母の葬式を終えたデイジー達。電話もあり、電波塔も完成して久しい雰囲気を醸すあたり、相当先の様子でしたが、毎年誕生日に送られた手紙というあたりから良い意味でデジャヴと。まさかあのアンの一家だったとは。本編を含めた回想には出だしから泣かせてくるなぁと(大泣)。母親の想いを受けて育ったアンが遺した家族。その孫であるデイジーがもう一度ヴァイオレットの功績を辿る展開には思わずしみじみ(*´ω`)

    そして、始まる本編。電話の普及による便利性と将来自分たちの仕事がなくなるのでは?という言及、ディートフリートとヴァイオレットの不器用な、でも心の奥底で繋がる共感、そしてユリスの手紙。島の灯台で絶望したヴァイオレットの心を呼び戻したのは、ユリスの急報であり、そのユリスの案件は電話によって伝えられた。この当たりから、別に会う必要はない、想いを伝えるだけでいいと手紙を書くといった心境になれたんだなと。

    あと、個人的に好きなのはユリスの死直前。自分が虫の息なのにヴァイオレットが待っていた人に会えたことに心底安心するのが温か過ぎるし、だからこそ彼の言葉をリュカに伝えるために手紙でなく電話を選択してでも必死になる郵便社の面々は熱すぎるし、リュカの「ずっとともだちだよ」はもう切ないよか悲しいとか温かいとか混ぜこぜになってただひたすら涙。そしてダメ押しに彼の家族の手紙と。ユリスの素直な本心が凝縮されたその手紙のメッセージはそれだけでこの一家を前へ向かせるんだろうなと(号泣)

    一方、会わないと頑なだったギルベルトもディートフリートの言葉、ヴァイオレットの手紙で追いかけると。ヴァイオレットが船から海に飛び込んだのは衝撃的でしたが、それだけ彼に会うことを夢に見ていたんだなと思うと胸が締め付けられる。もうそこからはみなまで言わず、デイジーの聖地探訪録で締めるさっぱりさ、最高なんだよなぁ~。

    あのデイジーを応対したおばあちゃん解説員さん、誰なのか気になるなぁ(裏設定とかありそう(笑))

    最初から最後まで泣いてました。
    見終わってみてこの作品のすごいと思ったところは、2つの時間軸で話が進んでいくところ。
    まずひとつめが冒頭のシーンに出てきた、デイジーのいる"今"。彼女が祖母の葬儀に参加したところから始まりますね。
    さて、このデイジーとは誰なのか。まさか…10話の続きがくるなんて誰が予想したか…!
    この物語は、デイジーが「ヴァイオレット」という存在を知るところからスタートします。デイジーの祖母の名は「アン」、10話に登場した幼い娘さんです…!(開始5分で泣いた) 当時7歳だったアンが亡くなったとなると、これはテレビシリーズの時代から70-80年は後ですかね?この、第三者視点が加わることにより物語を俯瞰できるようになり「ああ、ヴァイオレットのストーリーは完結したのだな」と実感させられました。この"今"の時代には、ヴァイオレットは、自動手記人形サービスはもう過去のものとして語られていますから。

    もうひとつはヴァイオレットたちのいる"今"。テレビシリーズから4年後といったところでしょうか?外伝のわりとすぐ後?恐らくヴァイオレットは17,8歳。
    エリカが、7話に登場したオスカーに弟子入りして劇作家になっているのが何とも感慨深い。ヴァイオレットがいつも持っている傘も、オスカーからもらったものですね。

    そんな感じで進むんですが、KVなどから見てギルベルトとの再会がメインのストーリーかと思いきや(いや実際そうなんですが)、何でしょうか、あの中盤の「ユリス」のお話は…!!!また!!そうやって!!!いいお話をぶちこみやがって!!!(全力で褒めてる)
    このお話があることで終盤での「伝えたいことを伝える」ことの大切さや幸せが高まります…いや…今まででも十分に高められているんですが…
    ユリスとのやりとりを見ていると、本当に、ヴァイオレットの感情も表情も豊かになったなと。話し方は相変わらず淡々としているけど、相手の気持ちをこんなにも汲み取れて、表現できるように。

    終盤、ギルベルトと会えるかどうか、ヴァイオレット自身にも大切なタイミングで訪れる「ユリス」危篤の連絡。そこでヴァイオレットは言う。ライデンに戻る、と。
    ギルベルトは生きていた、だからまだ想いを伝えるチャンスはある。でもユリスは…手紙を届けると約束もしましたしね…想いを届けられて本当によかった…

    最後に、ヴァイオレットからギルベルトに宛てた手紙。台詞として読まれなかった一文にはなんと書いてあったのか。
    予想はつきますが、主題歌である「WILL」の歌詞に『"あいしてる" と書いた手紙 風に揺れる』とあるので、やっぱりそうなのかなと。海のシーンで、泣きじゃくるヴァイオレットが何かを口にしようとしてましたが、気持ちが溢れるばかりでやはり言葉にはならない。
    友人に言われて気づきましたが、〜でした・ました。の文章のあとに進行形で 愛してる と書かれていたら、確かに非常に胸が締め付けられますね…

    締めの郵便局の博物館シーン。
    飾られていた集合写真にみんなが写っていましたが…外伝に出てきたテイラーも写ってたらしいですね…?!それは気づかなかった。次見るときに注意しなければ…!!博物館の案内人をしているおばあさんは、作中で一瞬出てくる受付の女性だろうなぁ。

    個人的には、ギルベルトとヴァイオレットには再会してほしかったですが、恋愛的によりは、もう少し曖昧?な、家族的な?大切な人といったニュアンスの "あいしてる" が好みだったかなと思いつつ、これもこれでよい終わり方であったと。
    エンディングのあとに出た指切りの絵もなかなかよかったですねー、ユリスとの指切りは戸惑いもあってか浅い握りでしたが、最後のはしっかり結んでましたね。2人は何を約束したんでしょうか… ヴァイオレットのその後についてはデイジーが軌跡を語るのみではあるものの、恐らく島で幸せに暮らしたんでしょう。そういう演出が、視聴者の想像力に任せられてよいなと感じました。

    と、感想を言い出したらくそ早口になりそうなボリュームになってしまいました。テレビシリーズ含めて、いろんな事柄や人との繋がり・積み重ねで出来上がったほんとに集大成だなーと。ありがとう石立監督様、ありがとう京アニ様。

    テレビシリーズを通して苦難を乗り越えて成長したヴァイオレットには幸せな結末を望んでいたけど、予想した中での最上級の結末だった。

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