店長さんと仲がいいカフェの中に、意外にも灯里は行ったことが無いという。そんなことで冒険するシングルの3人。どうやら街は賑わっている様子。カフェで一服し、外に戻ってみるとチョコ売りの姿がない。
後日見かけたあとを追ってみると、美術館にその姿が。灯里の言葉に感化されたパティシエは、街中を疲れるまで歩き、ラッピングを変えることを思いつく。
パティシエのチョコもまた「ネオヴェネツィアの当たり前」になっていくのだろう。
#アニメ感想 #ARIA
・パティシエさんが自分の仕事を見つめ直す話→灯里が与えてくれたヒントがステキ
・マンホームから移築してきた建物たち→ネオ・ヴェネツィアの景色は本当に美しい
・ステキなものが当たり前になっていく→当たり前のすばらしさを描いた、あまり他ではない切り口のシナリオ
パティシエの青年とカフェの名物店長。そして、灯里のサービス論。
灯里は、いま住んでいる古くて新しいこの街から、伝統を吸収してゆく。
長期間、情を込め続けた製品やサービスは、そこにあって当然の存在となる。それを愚直と言っては失礼か。
変わらぬ価値に人は安心する。それをARIAの流儀で呼ぶなら、「素敵な当たり前」。
普段何気なく生活の中にあるもの - 道具や料理、建物まで - ひとつひとつに作った人の想いが込められている。
当たり前で忘れがちだけど、ふと意識すると心が温かくなる素敵な考え方。そんな事を思い出させてくれるお話でした。
癒されmaxなとこに石塚さんでちょっとかなしくなった
チョコ食べたい