あお…日南は友崎以上にゲーム脳というかミッション攻略みたく順序立ててやってるタイプだからこうなるんだろうなと
その分友崎が成長してるとも言える
まぁ過去に何かあったとかそんなところでしょ
友崎が成長すれば行き着く結果はここかなと
満を持しておもしろくなってきた
優鈴やみみみのような周りと同調し合わせる自分、水沢や日南のような作り上げたある意味偽物の自分、花火や友崎くんのような生き辛くても思いのままに生きる自分を見つめた時、絶対的な正解はないけれどどれが一番自分にとって正しいのか各キャラクターが向き合い選び取る物語だと再認識とより深いところで突き付けられた
水沢が言ってる”自分に感情移入”って表現良いな。日南は水沢との会話の中でも仮面を被ってる。そして水沢からの告白、”だが断る”。
きっぱりと覚悟を決めた水沢に対して日南の頑なな態度は本当にもやもやするな...。
Bパートは菊池さんとのデート回。これまでの友崎らしくいられれば、そこを良いと思ってくれる人もいる。日南に出された筋書きだけが正解じゃない、対策とか攻略法じゃなくて自分がどう思うかだと。そこに辿り着いた友崎。この展開を待ち望んでた。すげえスカッとしたわ。
日南側も言い分はあるだろうが、友崎が視聴者の言いたいことを言ってくれた感があり良い。
次は日南の被った仮面を剥がす番だ。
また負ける友崎くん。
合宿の総まとめ、
水沢と日南の話を聞き、
日南に告白するが断られ、
その様子で考える。
菊池と花火大会へ、
課題をやらず、
日南に反論し、
別れる。
合宿2 水沢告白
花火大会デート
決別
それぞれの価値観のズレがすれ違いを生む
これまでも幾度かに渡って「日南の遣り方は正しいのか?」と疑念を持たせるような描写はあったけれど、今回は更に踏み込んで日南葵という人間が本質的に持つ問題点に突っ込む話になっているね
水沢としては思わず羨んでしまうものであり、一歩引いてる自分を変えようと思う程の中村達や友崎の不器用な正直さ
倣うようにあの水沢が本音を曝け出した。だというのに日南はそれに対しても仮面を被り続けたまま
これは水沢の言葉では日南は揺らがなかったという意味に留まらず、日南にとって水沢は本音を明かすに値しない人間という意味でも有るのだろうね
向かい合う相手に本音をぶつければ本音を返してくれる、望ましい関係。それは友崎と風香のデート風景では明確になっているね
スキルを使った会話では不調だった。けれど、その時思った事だけを口にするような会話ではむしろ喋りやすくなっていた
人生というゲームでは強キャラとしてスキルを使い熟した会話だけが正しいのではないと察せられる描写
水沢の告白、風香との遣り取り
それらは日南への疑念を確信に変えるものであり、同時に日南に届けなければならない言葉があると友崎に認識させるもの
ここで日南の対応が水沢と大きく異なるのは日南にとって友崎は仮面で相対する相手では無かったのだろうけど、強靭な信念で仮面を被り続ける日南には今の友崎の本音は通じないのは残酷
人生というゲームにおける弱者という意味で使われた弱キャラという言葉。けれど、ラストでは相手に本気で向き合い言葉を届けられる技量を指して弱キャラと言っている。それは日南の基準における弱キャラではなく友崎の指標に拠る弱キャラ
友崎は弱キャラを抜け出して日南葵を変えられるのか、一つの分水嶺となりそうだね
仮面を取って本音でその時の感覚で人生に向き合うことに決めた水沢と友崎,一方で仮面をつけて常に完璧な目標に従って自分を演じることを選ぶ葵,この方向性の違いは決定的で埋まることがない気がするが...水沢もちゃんと本質を見抜く目が合ったのが良かった
仮面をかぶっていることを,プレーヤーとキャラが別,自分に感情移入しているかで表現するのも上手いと思った
本当にやりたいことなんて存在しない,惑わされていると言い切る葵は逆に言うと以前惑わされたことがトラウマになっているのではないかと思った
風香ちゃんは本質を見極める力があるからこそ本音と外面の違いに気づけたってことだよな
脱葵メソッドを選択した友崎だけど,それまでの葵のやり方が全部間違っているわけではないからそこが難しい
本作の存在意義に踏み込んできた
「マイ・フェア・レディ」のつもりだったので、面食らいました。なので、おもしろくなってきましたよ
葵がこうなった生い立ちを知りたいです
思い返せば友崎はゲームについてはガチだけど、それ以外についてはルサンチマン的にひねていただけで基本的に普通の価値観だったが、実際に価値観が歪んでいたのは日南の方だったと。
まぁ、日南もガチで歪んでいるというより、友崎と同じようにひねてこじらせているだけなんだろうけど、「おにただ」とか言ってる時点でかなり痛々しさが。
自分が正しいと強く自己暗示していないと自我が保てないのかも。
あやふわアスタリスク、単純に歌唱の難易度が高いことがよく分かった
ということで、エンディングは、日南バージョン
日南さんも、自分の立てた計画の遂行という形で、自分を納得させててる感が。
水沢の本音に対して仮面を取らない日南。そんな構図が終盤の友崎と日南にも感じるようになったのは前進なのか、後退なのか。ふと、これは弱キャラ友崎くんが成長していく物語だけではなく、キャラとしての日南の仮面を壊すまでの物語なのかなぁと。次回以降の友崎くんの行動に期待しつつ。
自販機に虫がたかっていた