まさしくサブタイ通りの回。ネタバレ指定。
姉は力になれないと言った。その通りだった。琴乃を支えたのは、グループのメンバーたち。
琴乃が迷いを振り切ったあとのED(恐らくステージで歌われた曲)、そしてCパートという構成もよかった。
麻奈とさくらの関係がほのめかされた。
これで、「ああ、結局関係ありませんでした〜」などということはあり得ない。驚きの展開。
琴乃はどこまで行っても麻奈に近づくことしかできないと思っちゃってるのつらい
だけど、麻奈になれないって分かってて自分に無理ならさくらにって言い切れちゃう琴乃は本当に強い子すぎる
でも、琴乃は琴乃。姉の虚像に囚われない彼女自身の真価を発揮して欲しいし今回で吹っ切れたみたいで生き生きした姿が見れそうで嬉しい。
予選に挑む。
二組とも本戦出場、
病院の定期検診への同行を頼むさくら、
いちゃもんをつけられる琴乃、
さくらの心臓のドナーを気にする牧野。
本戦出場をみんなで祝い、
エゴサで麻奈の影がチラつく、
さくらと話す琴乃、
麻奈を意識するさくらと琴乃、
メンバーに励まされる琴乃、
本戦開始。
麻奈を目標にしてきた琴乃には刺さる言葉だな。琴乃のままでいいという言葉でパフォーマンスにも変化が出てきたか。
やっぱり仲間の存在って大きいよね。
長瀬麻奈の妹だからとか関係なく「自分」を見てくれる存在が居て再起するのは良かった。
チームを組ませた意味ってそこにあるんだろうなあ。
病院でもドナーの情報は明かされないか。そうするともう明かされないかもなー。いいメンバーですね。
今回の話は今までよりも麻奈の影を強く感じられるエピソードだった
麻奈の妹である琴乃と麻奈の歌声を持つさくら、麻奈にこだわる莉央。そして今も麻奈の姿を見続ける牧野
そんな彼女らが挑むのは麻奈が立てなかったステージ
そんなステージに挑んでいるのだから琴乃やさくらが麻奈と比べられてしまうのも仕方ないのかも知れない
琴乃もさくらも麻奈に絡めたコメントをされるのに真反対の受け取り方をされてしまう辺り、実はアイドル達だけでなくファンも未だに麻奈の影を追っているのかもしれない
でも、このような状況は既に影の中にいる麻奈にはどうする事もできない。琴乃の現状に思う所があっても何も出来ないように
それはさくらに関しても似たようなもの。牧野が言及したドナーの存在。医者がはぐらかしたようにさくらの真実は今更何か出来るというものではない
どうにも出来ないものを無理に変えようとすればさくらの歌のように自分のしたい事から外れ歪さが見えてしまう
なら、どうにも出来ないものはどうにも出来ないままで自分と向き合わないといけないのかも知れない
さくらの存在によって姉の代わりにトップアイドルに成れないと知った琴乃
これまで姉の代わりになる事ばかり考えてきた琴乃が自分の歌が良いと言われ、自分達の為にアイドルの頂点を目指すと心を入れ替える展開
最後に月のテンペストらしく月に照らされて改めて優勝を目指すと宣言する流れは良かったね
月とサニーのそれぞれのセンターである琴乃とさくらの掘り下げ回。やっぱここの関係性は1番の本作のポイントかな。なぜ麻奈の歌声をさくらが継承したのかの整合性も取れそうな答えも、明示されないまでもほぼ解る形で示されたしいつ公にしてくるか。
姉に囚われて無理な発声とか琴乃はしてた感じなのかな。そうだとしたら伸び代は大きそう。
心臓のドナーは守秘義務で、秘密のままですか…。
節々で匂わせるところはあるけど
麻奈の妹である琴乃、麻奈の歌声を持つさくら、
本人もだけど、周りも麻奈に重ねる。
京都弁指導 小岩井ことり
心臓が同じなら声も似ますよね!
麻奈の妹であること、麻奈と同じように歌えてしまうこと。それぞれの悩みを抱える琴乃とさくらがある意味衝突し、認め合うことで、個人としてもグループとしても前に進んだ琴乃達。青春だなぁ(*´ω`)
そして、心臓のドナーの件は守秘義務で秘密のままと。この辺の真実が分かる展開を楽しみにしつつ、次はサニーピースのステージか。どうなるか、気になるところ。