偶像であることを捨てることで弱さと決別しようと強がっているけど、ジュノの前ではああも年相応の表情をするんだな。社会にのまれた決断はいつかバッドエンドが訪れそうで恐ろしい。
レゴシも本能に抗い守る強さを求めているけど、こっちは病気のキツネみたいだし白レゴシにますます惚れるジュノがいたり生意気な後輩羊にからかわれたりとどうしてもほのぼのするよね。
ルイに尋ねるジュノ、散髪して学校に戻ってくるレゴシ。
肉を目の前に耐える修行するレゴシ、ピナを美術倉庫を案内するレゴシ。
ルイの家庭環境。
食欲と性欲を抑えて苦しむレゴシ。動物として不自然な姿で大丈夫なのかなと思う。
レゴシには学校だけには通うよう勧めてくれるゴウヒンがいるけど、ルイ先輩にはそういう大人はいないのかな。イブキがそういうポジション?
コンプレックスが強くてマッチョなものに憧れるルイ先輩。ちょっと三島由紀夫っぽい。
リア獣を憎しみで殺せたら…!
白レゴシ....
レゴシもルイもストイック過ぎて、まるで修行僧を見ているよう。舞台が生活感溢れる学園生活では無くなったというのもあるけど、何か現実離れしてきて観念的なお話になってきているような印象を受けました。