19世紀末。産業革命が進む中、着実に勢力を拡大し栄華を極めたイギリス。
しかし技術の進歩と発展とは裏腹に、古くから根付く階級制度によって、
人口の3%にも満たない貴族たちが国を支配していた。
当たり前のように特権を享受する貴族。明日の暮らしもままならないアンダークラス。
人々は生まれながらに決められた階級に縛られて生きている。
ウィリアム・ジェームズ・モリアーティは、そんな腐敗した階級制度を打ち砕き、
理想の国を作り上げるために動き出す。
シャーロック・ホームズすら翻弄した“犯罪卿”モリアーティ。
犯罪による革命が、世界を変える――
1クール目に引き続いてよかった。
モリアーティが3人いたとしたら。
そんなIFからスタートした今作。
モリアーティ目線で描かれた物語だったからこそ、
彼らがただの殺人狂なのではなく、
英国を想って、いや、憂いて起こした
事件だったのだなと、最後まで見て思った。
原作はまだ続いているから最後のほうは
アニメオリジナルだったのかな?
ラストが近づくにつれ、モリアーティ自身に
ヘイトが向くように市民・貴族を操作する物語は、
某ギアスの皇帝陛下のラストへの展開を思い起こして
しまった。
敵であり、良きライバルであり、そして友人である彼に、
自分の生死を預けた展開も含めて。
あの川へ飛び込む二人のシーンは、
小説シャーロックホームズでライヘンバッハの滝に
二人で落ちていった最期をイメージしたんだよね、きっと。
その終わり方も個人的に原作リスペクトを感じて
好きだった。
小説シャーロックホームズはここで幕を下ろすけれど、
この憂国のモリアーティは、二人の物語がまた続いて
いくようなエンディングになっていたのも、
「生きて償え」というシャーロックの想いを反映してのことなのかなと感じる。
多くの命を奪ったモリアーティの行動は、たとえ英国のためであったとて許されることではなく、
それを死んで償うことを一番に望んでいたモリアーティに
生きて、一生それを背負って生きていく辛さを与えたのかなと。
そこからまた生まれる物語もいつか観てみたい。
ストーリー良し、世界観良し、絵も最後まできれいで良し。
良いアニメでした。
原作追ってみたくなっちゃったなあ。
戦闘アニメ以外で久々にヒットした
続きはよう
ちょいちょい原作準拠のネタもとりいれつつ、という感じでしょうか。ジェームスボンドはやりすぎじゃないでしょうかw 前期に比べるといい人に見えてしまってやや緊張感が落ちたかなー。
モリアーティ教授を主人公にして、どうやって話を展開するのかなーってのが面白かった。
ところどころホームズに出てくるキャラクターもいたり、他から持ってきたりw
ホームズ大好きだと賛否ありそうだけど結構楽しかった。
2クールかけた長いBL同人だったのか…(´ー`)褒めてますよ
ま、そこは置いといて。
一つのパラレルワールド的な?仮説?みたいな作品として楽しませてもらいました。大河見てるような気分。(龍馬伝しか見たことないけど)
ちゃんと完結したのも好印象。途中から日笠さん消えたけど(笑)
最後は結構あっさりって感じ。もう少し長く出来たと思うけどなぁ。ボンドとか全然活躍足りないし。
1クール目の構成と比べるとなかなか評価が難しい展開が続いた2クール目だったが、最後は綺麗に締めてくれたかな。
途中のボンド加入エピソードや活躍エピソードとかは最後の決着にそこまでエモさを付加しなかったという意味でも単話としてもあんまりだった+本筋のエピソードでもホームズが翻弄される一辺倒で緊迫感薄めだったかな。1クール目はその辺のパワーバランスが良かっただけにもったいなかった。
アニメとしては凄く基本を抑えて作られていてベースとしては良い。最後の締めも良かったが、より尺をホームズとウィリアムの関係性にフォーカスしてくれるとより劇的になったかなと感じた。
完結編
モリアーティとホームズとの決着がつく作品です
前回と一緒で途中まで犯罪コンサルをしつつ義賊として活動していく感じになるのですが最後の方に急に決着編に移行するのがちょっとついていけなかった
もうちょっと構成のやり方があったように感じてしまいました
モリアーティVSホームズは最後までホームズがモリアーティの手のひらで躍らせ続けさせられた感じだった
個人的に1期は結構楽しめたけど2期は思う所が残った作品でした
2.9/5点
設定は面白い。