綾波レイと接触
血だらけの荒れた部屋
あんなお父さん、レイには優しい
☆☆☆☆(4)
よくできているな~と思う。そりゃ自分には冷たい父親が同い年の女の子が危ない目にあったら怪我もいとわず助けようとしたと聞いたら驚くし、その女の子と自分には見せないような優しい表情で話しているのを見たら呆然としてしまうし、何の気なしにその女の子の部屋に置いてあった眼鏡を父親のものと知らずにかけたら振り返ったその顔はどことなく父親と似てしまうし、自分の大切な人の持ち物を他人に勝手に触られたら怒るし、事情を知らない他人はなぜ怒っているのかわからないし、自分の大切な人が行っている仕事を信頼しない相手に会ったら平手打ちしてしまうし、エヴァの中に眼鏡を持ち込んでしまうし、そういうことなんだよな。それに綾波の部屋で風呂上がりの綾波から眼鏡を奪われるシーンのカット割りは本当にいいな。日射しが少し動いているのもいい。セリフで説明はしていないのに、登場人物の表情から感情がわかるのは本当にいい映像作品だと思う。
22日前っていつだよ、と思ったけど、シンジが来る前だそうなので、シンジって第3新東京市に来てから何日間経ったんだっけ? とは思った。
ミサトさんのツナギ姿可愛らしいな。
綾波レイという存在。「あなたのお父さんに似てとても不器用だけど。生きることが。」リツコさんはいつも意味深な発言をする。
レイの自宅シーンで一定間隔で鳴る、ゴーンゴーンという工事音?が何故だか好きなんだよな。
ED、林原めぐみさん。
・子ども相手でも容赦ない人、ミサト
ミサトって気のいいお姉さんなイメージがありましたけど、意外と辛辣ですよね。
まだ子どもであるシンジ相手でも、大人と変わらない厳しさを見せることがある。
それについての良し悪しは、さらに物語が進んでから語ることになりそうです。
・綾波に嫉妬するシンジ→でも見ているのは綾波のほうではなく、ゲンドウ
シンジが見ているのはあくまでゲンドウのほうであり、これは親子の問題なんですよね。
たしかにレイというふしぎな少女に興味を持っているけれど、それもキッカケは『ゲンドウが関わった少女だから』ですし。
この作品って思っていた以上に父と息子の物語ですね。
・綾波は無感情なキャラじゃない→ゲンドウに淡い想いを寄せる思春期の少女
綾波=無感情キャラとして知られていますが、実際に見てみるとそんなこと全然ないですね。
自分のことを決死の覚悟で救ってくれたゲンドウに、淡い想いを寄せていますし。
わざわざゲンドウの壊れたメガネを宝物にするような、ちょっとした女々しさもある。
さらにゲンドウのことを侮辱されたら、怒りをあらわにして相手の頬を叩くような一面も。
リツコが評した『生きるのが不器用な少女』という言葉がピッタリ似合います。
使徒がLCL化しないのが、劇場版との違いだな。その違いに意味があるのかと思った。
あとゲンドウがレイを救い出すのにあれほど必死になっているのが異様に映った。シンジとの思いやりの差が浮き彫りになったが、原因はやはり綾波レイの正体にあるのかな。
シンジくんの扱いが相変わらず酷い。レイにラッキースケベできるシーンがあるが真相を知っているとまあまあ気持ち悪かったりもする。1番気持ち悪くて歪んでるのは碇ゲンドウだとは思うけど。もっと人格破綻者じゃない人がトップにいたらよかったのにね。
メガネエピソード。零号機の肩とか腕の文字がぶわっと浮かび上がってたの、今回見直すまで気づかなかった。
シンジとミサトさんの間にあの後何があったかは多くは語られなかったものの、何かが変わったことは
確かだね。レイは碇父のために乗っているのだろうか。
オエー鳥を彷彿とさせるペンギンと
虹のかかるラッキースケベが観れる回
シンジ君だんだん明るくなってきてよかったね。でもなんでゲンドウは綾波には優しいのにシンジ君に冷たいのだろう。
背景 京都アニメーション
ED 歌唱クレジットは変更無しだけど、林原めぐみさん?
「綾波のふともも」ときて、なんでオチがふくらはぎなのかと。中学生のくせに。ところで、通院中みたいだけど、レイはプールに入っていいのか?
レイのジャンパースカートが右ファスナー