とても良かった 出来事は単純化すると棘を抜いただけだけどそこに至るまでの心の微細な動きの表現が特に良かった
契約によって好き合うようになった二人が目指した契約解除。二人は契約の枷を邪魔と思うから目指したそれはもしかしたら二人を結びつける『縁』だったのかも知れず
直前になってそれを知って、それでも解除へ突き進んだ二人の心情を想像すると色々と思う所のある回となっていたな…
嬉しいや楽しいを求められず、むしろ他人に渡していた過去の一郎
それは自分のものを自分のものだと主張するのが苦手なせいか
契約解除はしおりの罪悪感を減らす為という点を考えれば一郎の流儀に沿ったものと言える。けど、恋が消える可能性を知っても、『本物』を願ったのは彼らしからぬ要求だったのかもしれない
しおりに付き纏うのは姫としての立場
京吾が慕うのもそれ絡み。見えないもので繋がる相手はしおりを姫だからと好きになる
なら、姫であるしおりにとって解除の儀式への恐怖は凄まじい筈で
それでも儀式に臨んだのは彼を解き放ちたいという想いと『本物』の恋を願う故か
二人共恐れは有るのに口に出せず
その不安定な不器用さは想いが本物である仮証明。これが恋であるという確信はある
二人を繋げる棘が抜けた瞬間の喪失感。その後に残っていた『本物』
何の蟠りもなく思いの丈を全身全霊で伝え合う恋人達の様子にこちらまで感動してしまうよ
契約解除の儀。ピンセットで抜けるのか…思念のやり取りは呼石がいるのね。契約が感情にどれだけ作用してるか分からないところだ。おねショタ、婿が選抜制なんだな。不思議な棘だった
とげ抜きしても気持ちが消えなくて一安心
このバカップルめ
喪失感の後の好きの気持ちと告白
良かったのかな
オデコからにょっきした!
やっぱり抜かない!となると思ったけど、抜いちゃった…。
けど、相思相愛が深まった。良かった。
まんがの吹き出しの中身が漢字、かな共に明朝体だった。通常は漢字はゴシックなのだが
しおりは、まんがで島の外の世界を知ったのね。テレビ、ラジオ、ネットの当作品での扱いは知らんけど
この恋心が、棘の契約なのか、本心なのかが不安だったのね
美術の緑の色トレスはなんなのだろう
トゲを抜かれた瞬間の絶望的な表情にはドキドキしつつ、無事関係はそのままだったようで何より。それにしても、初めて少女漫画、恋に目覚めた五色ちゃんの興奮紅潮顔が素敵すぎていけない。
実写版を先にみていたので、京吾が子どもでびっくり。実写版では京吾が大人なので危うい言動から島民の想いの歪みが感じられたけど、この京吾だと「まだ子どもだから仕方ないかぁ」みたいに見える。
譲るのが楽だから素直に受け取れなくなった・・・
瞬間も永遠も変わんないから