人の悪いとこも、良いとこも全て等しく描かれているとこがやっぱ好き。
みんな本当は仲良くなりたいだけなんだけど、幼さ故の無知と無邪気さのせいで上手く関わり合えなくてという小学校時代。
そして、再会した後の高校時代では、あの頃から変わらない感情や関係と、月日を経て変わった感情や関係の板挟みで本音が出たり出なかったりで。それもまた上手く関わり合えない理由になっていた。
それを乗り越えたのは、石田をきっかけにしたそれぞれの変化。過去を受け止めて、今と真正面から向き合おうという意識。それが再び欲しかったみんなとの時間を取り戻すことに繋がったのだと思う。
天使にふれたよ、最高……………………
日常は日常のまま、終わらないということを尊さの中に感じるフィルムでした