少佐の残した愛してるを理解するということは戦場で殺めた人達の愛を奪った罪を背負うことになる。
あの冷たい機械の手で自分の首を絞める気持ちも最後まで力を入れられないのも理解できる。
仕事に復帰した帰り道、これまでのヴァイオレットのお客さんは年下の女性と年上の男性が多かったことに気がついた。兄弟、恋人、親子。どれもヴァイオレットと少佐の関係性を連想させる。
ラスト、少佐の言葉を思い出して社長にドールとして生きても良いのかと問いかけるシーンは自分の本心であると同時に少佐の最後の命令を実行したいという気持ちもあるのだろう。生きる意志を示した彼女に社長がかけた言葉は少佐の命令を達成するものだった。その名にふさわしい女性になれと。
今回のカトレアさんと社長のやり取りで気がついた。この会社をヴァイオレットの疑似家族とすると、カトレアさんは子供を優しく守る母親。社長は子供が自力で立ち上がるのを見守る父親。第2話くらいまでの人形のようだったヴァイオレットがここ2話で一気に人間らしくなっていき、そこまでを丁寧に描いてた。
秋葉原の野郎ラーメンは前から行ってみたかった。コラボとかしないかなあ。背脂チャッチャッ系はホープ軒も良いけど、巣鴨の千石自慢ラーメン。昔のコンクリート剥き出しの内装の立ち食いの頃の奴が最高
ヴァイオレットがあそこまで取り乱すのも納得の過去だった。言葉すら知らなかったヴァイオレットは単なる戦災孤児ではなく育ててくれる親すらいない環境で育ったのでは。ついにガッツリ登場した少佐には気になるとこが2つ。ばあやさんが奥様と呼んでた人、多分母親なんだがこの人との関係。そして、ヴァイオレットを連れ帰った理由。母親との間に何か問題が有ったんではないか?
硬い氷を砕いて進んでいく様子はしらせと隊長の心情を表してるんだろう。感動的な南極の第一歩のの感想がざまーみろとは、母親への想いを少しは吹っ切れたみたいだ。
日本の南極到達への歴史はドラマの南極大陸で見たがすっかり忘れてる