彼らは夢を見る。
いつの日か大空へはばたく夢を。
ガラスによって遮られたその空が、どれだけ遠いものだと知っていても。
遠い未来。
人類は荒廃した大地に、移動要塞都市“プランテーション”を建設し文明を謳歌していた。
その中に作られたパイロット居住施設“ミストルティン”、通称“鳥かご”。
コドモたちは、そこで暮らしている。
外の世界を知らず。
自由な空を知らず。
教えられた使命は、ただ、戦うことだけだった。
敵は、すべてが謎に包まれた巨大生命体“叫竜”。
まだ見ぬ敵に立ち向かうため、コドモたちは“フランクス”と呼ばれるロボットを駆る。
それに乗ることが、自らの存在を証明するのだと信じて。
かつて神童と呼ばれた少年がいた。
コードナンバーは016。名をヒロ。
けれど今は落ちこぼれ。
必要とされない存在。
フランクスに乗れなければ、居ないのと同じだというのに。
そんなヒロの前に、ある日、ゼロツーと呼ばれる謎の少女が現れる。
彼女の額からは、艶めかしい二本のツノが生えていた。
「――見つけたよ、ボクのダーリン」
見た目はロボットアニメに感じるが間違いなく人間に焦点を当てた話。「協力」や「絆」と言った言葉では表すことのできない、人と人とが深い意味で「つながる」とはどういうことなのか考えさせられる。
映像の「とても良い」はOP分。
最終話付近の展開(宇宙に行くあたり)は必要性を感じなかったが、結果的には全員それぞれにとって幸せな末路を辿ることができていたと思う。精神的/肉体的な関係性の描写がとても丁寧な点が良かった。
◇作品No.124/◆鑑賞No.203
<評価:SS/非常におもしろい>
<オススメ、ミテホシイ度:5/個人的神~。すっごい見て欲しい。>
**物語ひとこと紹介**
で・・・デカイな。。と思う物語。
GYAOで週に2話ずつ配信されていた。以前に高校の友人に良いアニメだとお勧めされたのを思い出し、見ることにした。1時間ぐらい前に最終回を見終えた。
何故、感想を書き始めるのに1時間かかったのかというと、最終回を見終わるのと同時に強烈な感情が入り混じりパニックになったからである。そこから、1時間ほど暴れて今に至る。文字を打っている今も気持ちが昂っている。つまり、ロスなのだ。強烈なダリフラロスに襲われているのだ。それほどに素晴らしい作品だった。全てが素晴らしかった。“愛“が目一杯伝わるアニメだった。
そして、今とても悲しい。ヒロとゼロツーが散ったことと、アニメが終わったことが二重に悲しい。
もっと、ゼロツーとヒロが見たかった。悲しい。ただただ悲しい。いつの日か何百年も経てば、この素晴らしいアニメも塵になって消える。この美しい星も、愛もゼロツーもヒロも全部消える。僕の記憶からも。悲しい。
最終回を見終えた僕は病んでいる。
本当に儚くて愛おしくて、大事なものを失った様な、そんな気持ちだ…
このアニメに出会えて良かったし、出会いたくなかった。このアニメを教えてくれた、友人に深く感謝しているし、少々恨んでいる。
僕の心をここまでかき混ぜた「ダーリン・イン・ザ・フランキス」というアニメを一生忘れない。忘れられない。
いつの日かまた、イチゴ、ゴロー、ミク、ゾロメ、ココロ、ミツル、イクノ、フトシそしてヒロとゼロツーに会いに行こうと思う。
勇気を持って会いに行こうと思う。
「今から君が…僕のダーリンだ!!」
頭、おかしくなりそう^^ 好きだ^^ 大好きだぁ!!^^^^^^^^^^^^
追伸:書き忘れたことがあった。この世の全てに感謝したい。そう思わせてくれた、ダーリン・イン・ザ・フランキスに心から感謝したい。本当にありがとう!!ありがとう!!ありがとう!!ありがとう!!大好きだ!!最後に本当にありがとう!!心の底からありがとう!!
おもろい、もう一周してきます
途中の振り返りでコミュニケーションのあり方についての説明として、最初は主人公とヒロインの話から始まり、徐々にコミュニケーションの範囲が広がり友達、友達と大人たち、というふうになっていたというのがいい区切り方だった。
後半の博士の過去ストーリーでこのロボットたちが生まれた理由がわかったが、博士が常人にして狂人なところがとても良かったと思う。
さすがのメカです。グレンラガン等と同様メカなのに歪んだり進化したりする自由さがすごく好き。
この作品では人物も美しく特にゼロツーは今まで見た少女の中でダントツ美しかったです。
女の子たちのEDは辛い運命にある彼女らへの愛を感じます。見ればわかる!
すごく好き
機の操縦の体勢とか衝撃的な世界観は、
取り扱われている多くのテーマから来たものだった。
コドモはやがてオトナになる。
色々と考えさせられるアニメ。
フォロワーさんが賛否両論あるけどすきと言ってたので見てみた。
終わり方は確かに賛否両論ありそうな感じがした。
でも個性を奪われていた世界でそれぞれ個性出してったという意味ではあの愛し方と帰り方も個性と言えば個性なのかも。
ロボットものという分類にはなるのかもだけど、なんかそれ以上にキャラクター達が個性あって面白かった。
一方通行な矢印多くてちょっとつらかったけどなw まぁ最終的には双方向も結構増えて安心した。
とはいえパートナーシャッフル自体は別に良いけど、結果的に残りで組まされる事になったフトシ、イクノ組そのまんま継続ってのはなんかモヤった。まぁ結果的にうまくやれてたから良いのかもしれんけどフトシ報われねぇな……。
ゴローはそのまま一方通行で終わるかと思ったけどまさかの最終話で双方向になっててよかった。末永く爆発するんだぞ?←
フトシ報われねぇけどそれでもすきな子応援できるのはとても良かった。最終話でパン屋さん似合いすぎだったぞ。家族もたくさんできてたし幸せにな。
ミツル序盤はイマイチすきになれんかったが、最終的にはなんか応援したい子になった。記憶改竄されても覚悟決まっててかっこよかったぞ。
ゾロメのあの数字は意味ありそうだったのになんか何もなかったな……。ちょっとそこは拍子抜けした。
イチゴさんすきすき。ヒロ←イチゴ、イチゴ←イクノがあまりにも同じすぎて綺麗だった。ヒロへの気持ちはあっただろうけど、そこに囚われずに前見て進んで行くのは綺麗で良いと思う。まぁそこが賛否分かれそうポイントでもあるんだが……。
イクノさん素晴らしい百合だった……。やはり百合は死ぬほど悩まなければ……。すげぇ悩んだし身体大変だっただろうけどみんなのためにいろいろ研究してて凄いわね。
ココロさん意外と大胆でびっくりした。記憶改竄された後でもしっかり産んだ決意はなかなか凄いと思う。お母さん第一号として間違いなくそれ以降の世界に役立っているだろうね。
ミクさん女子勢では一番元気だったけどなんか空気だった気がする。他の子達みたいにもうちょっと個別でなんかあってほしかったなぁ……。
ヒロ&ゼロツーはなんというか……壮大だったな。生まれ変わっても一緒にいてほしいわね。ちなみにダンスみたいに 2 人でゲートくぐるあれすげぇすきw
コドモ達に守られて生きてるのにコドモ達をパラサイト扱いってのはどういう事なんですかねぇ……?
オトナの方がよっぽどコドモに寄生しとるやろこの世界。この壊れた世界から抜け出して良い感じに自分達の世界を作り上げられたんじゃないでしょうか。
それにしても安定の人類補完計画でしたね。肉体という枷から解放されて一つになるってのはそれ生きてるって言えるのかい?
オトナ達よりコドモ達の方がよっぽど人間してましたわ。
そういえば結局コドモ達どうやって生まれてきてたんだ?そこら辺あんまり描かれてなかったから結局謎のまま終わった気がする。
フラスコから生まれたとしてもベースになるものは? 気付いた時点でそんなに素材が集めやすい状況ではなかったでしょう?
終わりかけた世界で大人守りながら敵と戦う少年少女って辺り結構 takt op.Destiny の香りがしたなって。
中島美嘉が主題歌な辺りも takt op.Destiny みが……←
その辺すきな人は結構刺さる気がする。
映像だけでなく展開・演出・キャラ描写がかなり丁寧になされていて、放映当時毎週惹きつけられた作品。
特にEDへの入りが神で、全アニメの中で個人的1位。
キャラクター一人一人が一人の人間として生きていると感じられる。
ただ、最後の2、3話くらいでそれまで食べてたフレンチフルコースがアメリカンジャンクフード(それはそれで美味しいのだが)に化けてナンダコレ的な終わり方をした。
(似たような設定のアニメを今まで摂取しすぎてたのかもしれない)
ゼロツーに狂わされたい。イチゴかわいそう。