鬼。曇らせ展開も大概にしろという鬼ぶり。一番きつかったのは悪意のないファンの「ありがとうございました」だ。
静かにテイオーの心にヒビを入れる、誰も自分に期待していない心の楔。
少しずつ疑心暗鬼になるテイオーに、マックイーンの贈る未来で待っているという、祝福のエールとなるはずだった彼女の姿は、遠く果てない絶望の距離へと変わるのだった。
やめろ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
這い上がれ!!!!テイオーーー!!!!!!お前を信じる仲間たちのためにも!!仲間の信じるお前を取り戻せ!!!!
フォーエバーラブリーさん、終始挑発的な笑顔を浮かべているのが印象的だったが、本音を全部出し切ってこいっていうビッグな愛の体現だったんだろうな。
とはいえ、生きとし生けるもの、及び惑星が滅びた絶望を愛で包むのは難しかろう……
結局一面的なテラフォーミング・原初の種となろうブルー・ミラージュの移住という形でカタはついたが、神でありながらも生命は創造できなさそうなので、結果論的な解決だったなと思ってしまった。
キュアテンダーかキュアミラージュが駆けつける展開!!と思ってたらほんとにテンダー来てワロタ。
そんで忘れてた各国のプリキュアが来た。これは愛だねえと思った。アローハプリキュアはこのための仕込みか!ってなった。
最後ぐらいキレイにハッピーエンドで畳んでくれよ……
途中まではすごく良かったのだ。めぐみの幸せを願ってプレゼントを送るセイジくん、とてもいいのだ……
どうしてこうなったのだ……
めぐみが近すぎて自覚していなかった、自分を支えてくれる大きな気持ちに気づいて、今度は私が助ける番!!ってなる展開頼みますよ……
すごく良かった。失恋回があるとは思わずサラッと流されるもんだと思っていたからなー。
セイジくんはヘタれて俺とか…みんなとか…って言ってたが、それがキーになる展開もお約束で大変よろしかった。
ただ、このまま新しい恋でも収まりがよくてよかったのに、まだ引っ掻き回すのか……
作画すごい頑張ってたので、実質最終回では?という話だった。
世界に広がるビッグな愛を体現するようにミラージュ様の悲しみを包み、その先の幸せを取り戻そうとするが、その愛ゆえにめぐみは……キュアラブリーは……
という失恋エピの予感がひしひしするのを考えるに、辛さが気になる回でもあった。
幻影帝国からブルースカイ王国が開放されそうなので、願いの使い道も気になるところ。
成長して打ち勝つ、という図式が成立しているのはキュアプリンセスだけだったので、なんか体よく処理された感があったな……
しかし、人と向き合うことをやめた心の弱さ、というのは歳を重ねるほど刺さる。
ファントム、なんか犬的なやつだろうと思っていたが
そういえばミラージュ様がキュアミラージュだったころもあったので、妖精という設定はなるほどなと思った。
なんかいい話風に終わったな。
EDで振り向いたのはよかったが、なんだったんだこのアニメ感である。
おじさんバトルプリキュアになったAパートだったが、Bパートでセク姐を看病という形で陣営に引き入れ、ハードな展開にどうなっちまうんだよデパプリ……という緊張感が出てきた。
同じ釜の飯を食べた仲間、というフレーズを引き出すための41話だったんだな。
そんな佳境のさなか、ひろプリの情報も与えられ、我々は未曾有の情報過多に陥るのであった。
巨大ハニースタンプに抜刀感のあるライジングソード、殺意が上がりすぎてワロタ。
かなり悪くない回だったのだが、お姉ちゃんの心理描写にもうひと工夫欲しかったなという気持ち。
ホッシーワの撤退描写、木を経由して変身を解除する演出なんかはすごい良かった。
セイジ辛すぎ。ブルーさま絶対ただの天然ジゴロだし。
そして恋愛を否定したヒメルダちゃんでありながら、セイジを気遣う思いの兆しを見せたのはなんなんだ?友情、なんだよな?ナツコ
こんだけデカいパーティということは、それだけめぐみに感謝や親愛を持つ人が多いという点を掘り下げたシナリオのほうが良かった気はした。
オレスキーの拒絶に対して、愛と救済をかけた、気持ちを届けたいという想いでイノセントフォームになれたんだろうけど、まぁ釈然とはしないわな。
そんで描かれる話の締めが三角関係の擁立なのでねぇ……
最後のインコの演出マジでやられた。
まるでサイアークにするためだけに出てきたような存在だったなぁと少し残念に思っていたから、完全にやられた。
ゆうこのイノセントフォームは突然すぎないか?と作画も相まって思ったが、自分の信念のようなものを昇華する、という意味では一番自然だったかもな。
ゲストキャラがすごく活きている回だったなー。
結構いい話だが、ヒメルダちゃんが他人のために何かをして、その中で得た尊いなにかがイノセントなキーになった
とするには、取って付けた感があったのは否めないよね。
勇気と引っ掛けた口上は良かったけどね。
イノセントな感情って純粋なエネルギーであれば何でも良いのか?と思っていたが、怒りでは覚醒しなかったし、そういうわけではないのだな。
めぐみのイノセント覚醒のために人助けをする、という導入が偽善者っぽくてイマイチだった。
後々「自分にできること」で応援するが、まぁやはり、どうなんだ…?という感じは抜けなかったな。知り合った以上なにか応援したい、という気持ちは純粋だと思うけど…
白衣は災難すぎるが、他人の物をアレするときは許可は取ろうネ……
猫やろうなぁ……と思ってたら犬だったぜ!
大盛りご飯の歌の使い方がとても良かった。
彼女がハピネスにあふれているのはファントムの「ごちそうさま」の言葉によるものだったんだなぁってのが感じられたし
実際の締めもごちそうさま(野太い声)で、収まりがとても良かった。
ファントムが慕っているミラージュの姿も巫女姿だったのが気になるところ。救済の行方はいかに。
アンラブリー、ラブリーより人気が出そうな設定で笑っちゃった。
作画がもうちょっと良ければなぁとは思ったけど……お約束の仲間たちに支えられてOPを回収してくる流れは気持ちよく、見事だった。
迷惑を受容し合える関係っていうのは仲間の鉄則なんだぜ。
ただラブリーを責め立てるとき、言うほどか?って思ったのは確か。いい子で弱い自分を内包して自我を形成していることを責めたと思うのだが
なにか問題でも…?という。どちらかというと精神攻撃でダメージを受けたのは視聴者だゾ!!
そして次回、まさかのファントム介護回である。