スレッタくんとミオリネちゃん無事愛を確かめ合えたようで何よりといったところで始まる謎の襲撃。スレッタもミオリネとは分かたれてしまったけど大丈夫かなぁ。
ヒイロくん仲間を信じるとの設定だったわりには情報共有無しに詐欺師悪魔の虚言にホイホイ騙されるの違和感なのと、ヒイロが生き返ったり、トワが生き返ったりの連続で感動シーンっぽいところでもイマイチ共感ができなかったなぁと。
あとトワ役福本莉子さんはタレント枠なのかな?別にタレント入れなくても売れる人気作なのに、採用された意味がよく分からないてすし、流石にヒロイン演じる力量でもなかった一方周りが人気声優だらけで上手すぎるのもあってめちゃくちゃ悪目立ちしてたなぁと。
逆にキャストで良かったのはヴィオレ役の富田さん。気だるけな演技は流石だったなぁと。
あとは作画といい、いつものスカッと展開といい、ギャグのテンポ感といい、アニメ本編と遜色ない出来で楽しめました。
全ては遺した姉想いの弟を想う命を懸けた最期の魔法だった、という〆には泣かされたなぁ。
7の意味は幼きリオンと話した通えなかった小学校の話をした際の行き違いになる年の差であり、子山羊の数という意味でもあると。だからこそ姉であることを気付けた訳だし、リオンが一番最初にオルゴールの仕掛けに気付いたのも最期の瞬間のオルゴールへの伏線だったという鮮やかな伏線回収も素敵でした。
伏線といえば、アキがあのみんなを1つの可能性に収束させた「きたじま先生」であったというところもよなぁ。アキだったからこそ、他のリオン以外の5人に的確な言葉を紡ぐことができた。そんな温かな伏線回収にも泣かされたなぁ。
不登校というリアリズムがベースにありつつも、圧倒的なファンタジー世界に触れることで光を見出すようなストーリー構成は流石の辻村美月先生だなぁ。辻村先生の作品は絶対アニメ向きとずっと思ってました。アニメ化ありがとうございます!
1つ残念だったのは声優のキャスティングかな。辻村先生が一般層に人気であったからか、タレント・俳優キャスティング多めで出だしは辟易しちゃいました。辻村先生の作品がどんどんアニメ化するようになればこういうことも減っていくのかな?ちょっと残念でした。