現実でふつうに成長してたっていうオチですが、しかしピーターは現実では赤ちゃんのひとときに、彼にとっての近未来人に幾人も出会うことになったのか。
あと、黒猫はずっと現実世界でふつうに生きてたとしたらすごい長生きですな
田村ゆかりさん、世界を終わらせる歌をうたって宇宙を何周もループしたと思ったら(LOST SONG)、音程ばっちりなのに心がない歌を歌い、そして特殊EDで心宿るアンドロイドの歌を披露する
岡本信彦によるクズお兄様の怪演が光るといった感じか。
「テンペスト」といった大きすぎる問題よりも、これくらいのサイズがこの作品にはちょうどよいと感じなくもない。(死人出てるから決して小さい話ではないが)
コンクリ詰めにされたり、塩のケーキ(怖い)&花束&写真で葬式めいた演出をされたり、「死のイメージ」のポップさに笑う。
一方、東南アジア?の島でのサバイバルは、椰子の実の擬人化&一人芝居で寂しさをごまかす悲哀。(時間経過をしめす「正」の字の多さたるや)