ブルーキーパーを失ったことによって戦隊側が不安定になってる様子も印象的だったけど、それ以上にレッドキーパーの赤刎のインパクトが強かった。日曜決戦という舞台にも関わらず、癇癪で必要以上に怪人を痛めつけ、観客を気にせず必殺技を打とうとする。自分で殺した部下に対して「惜しい奴を失くした」と発言、さらに直後に別の部下を癇癪で殺害、藍染従一位への発言、この1話で描かれた部分だけでも彼の異常性が際立っていた。
ギャグシーンで笑いつつ全体的な雰囲気は癒やしをもたらしてくれる、1期から変わらず安心感すら覚える1話だった。阿波連さんとライドウくんの絵面が面白いドッキング、想像力豊かなライドウくん、他のキャラも相変わらずでとても良かった。新キャラの玉那覇さんも素直で可愛らしいキャラ。今後も楽しみ。
1期以上に人間的な成長を見せた美世、絆を深めていく清霞と美世の微笑ましいやり取りが印象的なシリーズだった。まずは美世の強さ、清霞の母親である芙由の辛辣な言動にも負けず、初めての友人となった薫子を蔑む軍の隊士達にも真正面から物申し、夢見の異能の覚醒後に見せた頼もしい姿や甘水との対峙の場面も、全話にわたって美世の強さや人間的な成長がよく描かれていて感動した。清霞とのやり取りについても、いずれ夫婦になる、1期以上に近くなった2人の距離感や微笑ましい描写が印象的だった。キスや一緒に寝ることに対して恥ずかしそうにする美世がすごく可愛かったし、1期以上に想いをストレートに美世に伝えるようになった清霞も良かった。最終回の清霞のプロポーズと、それに対して「清霞さん」と名前で呼んで応える美世のシーンは素晴らしかった。
2人の模様は勿論、1クール通して敵として立ちはだかった甘水との戦いも見応えがあった。強力な異能を使う甘水との戦いはとても緊迫感があって、ドキドキする展開だった。戦闘シーンや音楽などあらゆる要素によって盛り上げられていた。
いよいよ2人が正式に結婚する時が近くなっていると思うし、新作アニメで作品名にもある幸せな「結婚」の部分が回収されることに期待してる。
悠宇と日葵の掛け合いや空気感がとても好み。日葵の完全に心を許してる感じとそんな日葵の扱いに慣れてる悠宇がすごく良い。2人それぞれの心情もしっかり描かれていた。これからも楽しみ。
どことなく不気味な雰囲気を感じていたけど、ラストシーンで一気にミステリー全開になってた。引きが上手くて早く続きが見たいと思わせる終わり方だった。次回も楽しみ。
感受性が豊かで周りの景色への感動を素直に表現するアンが印象的だった。ただ明るいというわけではなく、ショックを受けたり不安になったりすれば泣いたり怒ったりもする。そういう風に喜怒哀楽を分かりやすく表に出すという点においても素直な子だと思った。アンの成長の物語を楽しみにしてる。