減点形式で考えたらツッコミどころは多々あるけど、プラスの部分を考えたら100点を大きく超える作品。4年間待った甲斐ある映画でした。
簡単なあらすじは「地球侵略系のバトル映画」になるんだろうか。死んでもアイドルアニメの概要には聞こえないけど、佐賀の命運を賭けたバトルシーンを経てのライブシーンの感動はひとしおでした。0号ちゃんへの思い入れがまた増えちまうよ。
MAPPAの作画力は流石でした
なんだかんだ76分で上手いことまとめたなぁ…という感動が一番大きかったかも。自ら名乗り出たらしい大川監督中心に制作陣の皆さんへの感謝の気持ちは計り知れない。二つの世界が交わった中で、アイカツ特有のまっっっすぐに困難に立ち向かうストーリーと、プリパラならではのファンタジー性及び抜群なギャグ要素が上手く絡んでいて退屈しない映画でした。
何より嬉しかったのはアイカツ関西組の報われっぷり。令和7年にみやびここねニーナの新規ステージが見られるとかおかしいでしょ。後者二人は2つも歌ってるし。ほんまにデカい映画でした
ラストのチャパティノリがだいぶ良かった。やっぱクレしんはふざけた内容があると光るなあ。あとはちょっと歌パートが多すぎるような。
梓川家に焦点をあてた一作。咲太自身の迷いや葛藤を中心に描く一本、やっぱり必要よね
家族というものの素晴らしさよ
3年越しの2期、記憶も曖昧になってたけど1話を見るだけでこの作品の雰囲気を思い出せました。やさしいせかいのラブコメかつ、付き合った状態で2期が始まるのでストーリーの展開が狭まらないかと感じていましたが、阿波連さんとライドウ君が交際に至ったことで作品としてできる幅が広がり、水着回やクリスマス回など、ライドウ君の男としての魅力溢れるエピソードが生まれたと思います。
そして何といっても最終回。数十年後から過去を回想する形で、高校卒業と再会、それを経ての結婚式を描いてくれたのが何より嬉しいし、ここでライドウ君の下の名前が明かされるというのも作品として素晴らしい終幕でした。shallmさんのEDにのせた作品冒頭の振り返りを最後に差し込んで〆てくれたのも本当に素晴らしい。やはり綺麗な最終回は後味が良くて最高な気分になりますね。
あと、2期からレギュラー入りしてたくさんの笑いどころと心温まるシーンを生んでくれた玉那覇さんが陰のMVPなのでは。