最高すぎる。いつでも憧れが最初の道しるべなんだよ……自分が生み出した理想に近づくために努力し立ち向かうことを勇気と呼ぶんだ。
inとoutで原稿のミラクルピースが動かしているのも最高だった。何かを好きになったことのある人間なら、分かるだろ?というね。
タイトルコールもやよいちゃんになってたな。良い演出だ。確認したら40話からだな。
最後の当番回一巡、仮に「自己紹介シリーズ」とでも。その第2回。(ネタバレ指定)
漫画好きのやよいは、制作側スタッフたちに一番近い立場のキャラクターと言えそう。それだけに、彼女の気持ちがよくわかるスタッフも多かったのではないか。
やよいが生み出したヒーロー(女性だがヒーロー)ミラクルピースは、なりたい自分を映したキャラクター。ミラクルピースを描くということは、理想の自分に近づくこと。
「自分が作った漫画に憧れるなど、どうかしている」と、創作の価値を認めない者を代表した様な、アカオーニの発言と真っ向から対立する。ピースは締め切りにこそ折れそうにはなったがw、ミラクルピースというキャラクターの価値を信じ続けたことによりアカオーニに打ち勝った。
回の冒頭に「やよいちゃん絵がうま〜い」と、言わば技術を褒めていたメンバーたちだったが、ラストにはミラクルピースのキャラクターや世界観を褒めるという変化があった。
また、クラスの男子たちはミラクルピースごっこをしていた。これ以上ないキャラクターへのリスペクト。
この回は、創作論として楽しむとよいと思った。