20世紀のパリ。星に手を伸ばす
ふたりの少女ーー!
『ONE PIECE FILM RED』の谷口悟朗監督と『崖の上のポニョ』『魔女の宅急便』のキャラクターデザイン・近藤勝也。
ふたりのヒットメーカーが手を携えた本作は、困難な時代にあって、諦めることなく星<エトワール>に手を伸ばそうとするふたりの少女の物語です。
画家を夢見るフジコとバレエに心惹かれる千鶴。横浜で偶然出会ったふたりは、運命に導かれるようにパリで再会を果たします。20世紀初頭のパリで、夢を追い求め奮闘するふたりの姿は、誰の心にもある“明日への希望”を呼び覚ましていきます。
2026年、
また忘れることのできない
物語が始まります。
奇をてらわない堅実なアニメーションが気持ちよかった。さわやかな気持ちになれて総じては満足。
いかにも意地悪そうな子たち!これは一悶着有りますわ😫→そんな事は無かった
何か不穏になってきた!やっぱりえげつない展開とか有るのか😫→そんな事は無かった
キャラにしろストーリーにしろ、何か嫌な予感がするぜ!を回避することが多く、理不尽も有るがストレス負荷は低め。
それゆえに、人によっては拍子抜けだったりもの足りなかったりはするだろうなぁと思う。
フジコはサポートに徹する何だか珍しい主人公で、主軸は千鶴になっている。
フジコのターンが来そうで来ないまま終わったような印象ではある。
すごく爽やかに終わる映画なんだけど、
帰り道に泣けてくる
国や時代背景からいつ暗転してもおかしくなくて気が気じゃなかったけど、うまくいってよかった。いいストーリーだった。フジコのたくましさと千鶴の夢を諦めない強さが印象的。希望を抱く2人の姿を見てると自然と応援したくなるし、それは国も人種も関係ないんだな。
リズムの取り方が他と違う時の千鶴の動きの違和感とか、クライマックスとなる華やかなオペラ座でのバレエの映像も綺麗。動的な千鶴のクライマックスから静的なフジコの絵画によるエンディングの流れもまた綺麗だった。
面白かった。なんやかんや話がキレイめにまとまっていて、少し疑問に思うところは大体根拠があるのが良い。出てくるキャラも一味あるいいキャラばかり。
差別とか古い考え方とかもテーマにしつつ、見える範囲ではある程度許容の姿勢がある感じでまとめてたので、特に大きな障害となることなく、一番邪魔になっていたのは戦争だった…。
舞台に馴染まないのは…髪の色や❗️と言い出してカツラでも強要するのかと思ってヒヤヒヤしてたけど、あくまで技術面の話に収まっていたし。そもそも主人公からして髪の色はあくまで表彰的なものにとどめられているのかも?当時の女学生で留学できるほどのお嬢さんというのも方向性からきている?
ただ絵がずっといい感じだったのに、オペラ座のシーンでちょっと不自然なカットで尺を稼ぎ始めて、千鶴のここぞ!というシーンがガッツリ3DCG臭してたのが少し残念だった。曲をちゃんと流すと構成がとても難しくて、作画にするとコストが高すぎるのはわかるのだけど…。
上映前に緑黄色社会「風に乗る」コラボレーションミュージックビデオが流れ,一気に期待が高まった。
この曲はとても高まる。
予告編を何度も見て,フジコのストーリーだと思ったが,千鶴の物語だったと解釈。
タイトルの意味も最後に判り,最後までいい出来だった。
終始いい作品だったけど,せっかくパリが舞台なのだから挨拶くらいはフランス語セリフを入れて欲しかったなあ(できればもっと多く)。
全体的に良かったけどあの3人のとこが毎回ん!?って感じになる…
緻密に計算された良さがあった
面白かった。おすすめ!
20世紀初頭にパリに渡ったフジコ(CV:當真あみ)は絵を、千鶴(CV:嵐莉菜)はバレエを志し、助け合いながら暮らしていく。谷口悟朗監督のオリジナル作品。当時のパリの風景が彼女たちの思い描く花のパリとして美しく描かれる。背景美術が美しかった。
その中で苦労しながら自分の目指す「エトワール」を目指す二人。バレエのシーンは緻密で美しかったし、薙刀のシーンは武術的にも納得の出来。パリのラ・キャンを使う棒術使いのゴロツキは彼なりの武士道があるのも良かった。飲んだくれのジャンヌは何をしている人なのか描かれないけどそういうことなのでしょう。オルガの気高い生き方と対になっていると感じます。
天才の千鶴は努力とフジコの援助や周りの人々の協力を得て才能を開花させる。一方その光にあてあられる様にフジコは絵を描けなくなり、何度も苦悩する。ルシアンの共感が優しかった。主人公は天才ではない私たちの代表ということなのだろう。それでも周りの人々の生き様に影響され最後に絵を完成させる。脚本 吉田玲子らしい深みのある地に足のついたストーリーだった。
監督 谷口悟朗はスクライド、プラネテス、コードギアスなど熱い魂を描いてきた監督だと思う。その情熱がこの作品でも発揮されている。観客の心に情熱の火を灯すそんなメッセージが感じられた。
とても端正なアニメーションだった
奇をてらったことは一切やっていないが、細部まで精緻に構成されていた職人的アニメだなあと(特に背景美術と作画)
一次大戦前夜のパリが舞台ということで今の状況と重なる部分もありつつ、最後は明るい終わり方で〆るのも清涼な視聴後感に繋がっていてよかった
おススメです
千鶴役の嵐莉菜さんの演技がとても良かった。良い意味でいっぱいいっぱいで力の入ってしまっているキャラ感があって、千鶴のことをより応援したくなってバレエが上手くいった時はいっそう嬉しく感じられるとこがあった。
千鶴もフジ子も最初は周りに止められながらも、自らの道を切り開いていって、やがてみんなに応援されていくってシナリオも大好き
ストーリー :4
作画 :5
演出 :4
キャラクター:5
音楽 :4
総合評価:S