ようこそ実力至上主義の教室へ

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衣笠彰梧・KADOKAWA刊／ようこそ実力至上主義の教室へ製作委員会

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悪とは何か――弱さから生ずるすべてのものだ。

才能を隠すのにも卓越した才能がいる。

人間は取引をする唯一の動物である。骨を交換する犬はいない

他人が真実を隠蔽することに対して、我々は怒るべきでない。なぜなら、我々も自身から真実を隠蔽するのであるから。

地獄、それは他人である。

嘘には二種類ある。過去に関する事実上の嘘と未来に関する権利上の嘘である。

無知な友人ほど危険なものはない。賢い敵のほうがよっぽどましだ。

汝等ここに入るもの、一切の望みを捨てよ。

人間は自由の刑に処されている。

裏切者の中で最も危険なる裏切者は何かといえば、すべての人間が己れ自身の内部にかくしているところのものである。

しかし、概して人々が運命と呼ぶものは、大半が自分の愚行にすぎない。

天才とは、狂気よりも1階層分だけ上に住んでいる者のことである。