「おっかちゃんも偉いけど、生きてるお姉ちゃんも同じくらい偉えよ」涙出た 本当に偉いよ
これ、傑作ではないか。
容赦のない展開だ……。
個々の記録は残らずとも、人類史の一面としてこういうことは連綿と積み重なっているのだろうと、想起させられる。
母ちゃんもミオも等しく偉いと言うどろろの言葉が刺さる。
なんてことを・・・
どろろの言葉、まだ子供なのにホント重いなぁ
ああ、まあそうなるっていう展開だったけどつらい。
百鬼丸が体を取り戻す事と民の平安が両極にあるどうあがいてもバッドな出会い。
辛い展開だった。
ミオの泣きそうになったら歌う。
ずっと歌ってた気がするし、それだけ辛かったのかな・・・
ミオが稼ごうと両軍に行ったのが徒となって
こんな展開になってしまった。
せめてもの救いはどろろのミオへの一言かな。
おかあちゃんがやらなかった仕事だけど
それでも生きてるだけで偉いっていうので
少しは報われたと思うけどな。
また悲しいのが、雨が降りそうになったと思ったら
百鬼丸が鬼神を倒したことから雨が止んでしまった。
百鬼丸が身体を取り戻したら
その一方でミオ達の願いは叶わなかったんだもんなぁ・・・
「穴倉から出てきた者が鬼だったってことがないようにしろ」
っていう琵琶丸の言葉、今回はどろろがなんとか抑えたけど
今後も気を付けていかなきゃいけないのかな。
多宝丸も両親との衝突が描かれてて
今後はこっちも問題になりそうだなぁ。
種籾を手に入れたことで、戦で奪われたものを戦で取り返せたと言われても救いがないなあ。
百鬼丸でなくとも鬼になってしまうだろうに、どろろは強いな。
うわああああああああッ!なんということだ!失われたパーツを取り戻せど、それらは百鬼丸の痛みを増幅させているってのが辛すぎて。どろろがミオのお仕事に対して敏感だった件、ネタバレ知る側には腑に落ちるし。うう。
百鬼丸は初めて人を切ったのかな
まあ戦争中の両軍に出入りしてたから仕方ないとはいえなんとむごい結末
生まれて初めての激情のままに斬り殺す姿がただただ切ない。百鬼丸の存在も知られたし、これから人との戦いも増えていくのかな
「泣いたら負け」「泣きそうになったら歌うの」というミオの台詞が悲しい。その覚悟は一見強いように見えるけれど、悲しい思いをしている自分に気付いてくれる人が居なくなってしまう
本来なら自分が辛い思いをしていると誰かに訴えても良かったのかも知れないが、それを許してくれない時代に生きるしか無かったことが何よりも辛い
琵琶丸の「鬼神の居る道を迂回すりゃ良いことさ」という台詞が印象的。確かに道は幾らでもある。数多の道の中から敢えて一番辛い道を選ぶことはない
けれど、それぞれがそれぞれの理由で一番辛い道を敢えて選択している
百鬼丸は鬼神を倒すために旅を続けている。しかし、産まれた直後は生きている方が地獄と言われた百鬼丸も寿海の助けによってある程度普通に生きられるような身体を貰った。
それでも鬼神と戦う道を選んだのは奪われた身体を奪い返したいからだ
ミオも子供たちを守るため、青くて黄金色の田圃を手に入れるために男たちに自分の身体を差し出している。第一話の頃のどろろやその母が別のやり方で稼ごうとしたように厳しくても別の道を選ぶことは出来る。
しかし、戦で無くしたものを戦で取り返すと決めたミオは武士相手により厳しい道を自ら選んでしまう
多宝丸は親を喜ばせようと、自分の存在を訴えようと戦に出たいと願い出るが許されない。特に母親が自分以外の何かに心を砕く姿を知っている彼は親の愛をもっと得たいと藻掻く。けれども、あの母からすれば普通に生き長らえてくれさえすれば満足だということに多宝丸はきっと気付けない。
見方を変えれば彼も親から一身に受ける愛情を見も知らぬ兄に奪われていると考えられる
それらの行動は一方で取り返す何かが存在していると判っているから足掻けるものでもある
燃える中、ミオが泣きそうになった時に歌う声を聞いた百鬼丸。眼が見えず魂しか見えない彼はその幽かな歌を聞いた時になってようやく奪い返しようがない喪失が目の前にあると知る。喪失に怒り狂った百鬼丸は鬼神と見紛うばかりの殺戮を始めるがどろろによって止められる
ミオの命は奪い返しようがなくても、ミオが取り戻そうとした田圃の欠片はそこにある。ミオが負けなかったのなら、百鬼丸もどんなに悲しくてもミオに並び立つ為に自分の中にいる鬼に負けてはならない
敢えて辛い道を行く、それでも負けないように戦い続ける者たちの意地を見た気がした
この作品人求めているのは、ミオ姉が生きてハッピーエンド良かったね。ではないのでちゃんと死んでいてよかった。
雨の代償は百鬼丸の脚だったんだなぁ…
というか、ミオの歌の歌詞は子守唄っぽくない恋の歌なのに、タイトルが守子唄っていうのがミオの生き様を反映しているようでしんどい
戦国は命も軽いよ
仮に生き延びれたとしても百鬼丸が身体を取り戻すほど(鬼神の力が削がれるほど)みおの生活が苦しくなる意地の悪い構造になっていてえぐい。
脚はもう完全に失ってしまったものだと思ってたので、また生えたのは作風的に意外だった。
手塚治虫って凄えな、、、
汚れ仕事もやって生きるミオか、やらずに死ぬどろろの母か。百鬼丸また無謀な。ヒロインも死んでしまうのか…
あんまりだ!あんまりだー!それがダーク手塚!
絶対こうなると思ってたけど、
みお姉ちゃんが両陣で仕事したのが裏目に出てしまった…
切ない終わり方やな。