何という因果の歯車。
結局、多宝丸も母親も百鬼丸への申し訳なさを抱えながら、領国の安寧を取らざるを得ないという。
醍醐景光は領主の野心と領民の繁栄は一連托生という道理を語ったが、確かに戦国時代ならば一理ある。だが、国が疲弊していた頃、自らが朝倉義景などの大大名に下って家臣となる選択肢もあったかと。この時代、小領主の生存戦略が野心だけで成り立つとも思えない。
百鬼丸が己れを食らった鬼神を全て倒したとき、本当に醍醐の国は窮乏するのだろうか。むしろ、かつて国を窮乏させていたのが鬼神だとすれば、その鬼神を全て撃てば鬼神による災いは無くなるように思うのだけど。
つらい因果ですなぁ
多宝丸も母君も国を思えばこその決断だろう
なんという因果。お気持ちだけではいかんともしがたく。ご母堂も多宝丸もつらい、つらいよ。
なんとも言えない因果だなぁ。
百鬼丸もどろろの家紋の話などから
自分の両親、弟のことを知ったか。
多宝丸も自分の兄とわかっていながらも
自領土の国民のために百鬼丸を討つ決意をしたか。
それに母親でさえもこの流れを止められずに
自害をする決意をした。
てっきり因果を断ち切るのかと思えば、
この父親と百鬼丸の関係はまだ続いていくようだ。
ばんもんに狐が吸い込まれていって
ばんもんが壊れた。
これは狐を退治することができたってことなのか?
母親がいつも拝んでた像が
緑色だったけれども、色が失われてしまった。
このことは何を意味するんだろう?
完全なる決別?母親の死?
助六の母親は生きていたようでよかった。
このアニメ2クールだったのか。
今後はどう続いていくのかな。
再会するのもまた因果。
多宝丸は最終的に領主の子として対立してしまったけど、人の道理に苦悩してて憎むに憎めない。
しかし父親、お前はだめだ。
力量がない領主なら周辺の国に飲まれた方が領民は幸せかもしれないし、仮に鬼神に頼るにしても犠牲になるのはおのれでいいだろうに。綺麗事を言ったところで野心が見え見え。
自分の身体と引き換えに暮らす人々がいると知って、百鬼丸はどう生きればいいんだよ。
因果があまりにも捩くれ曲がって百鬼丸に重くのしかかるな。外道とわかっていながらも百鬼丸に死ねと言い放つことしかできない、この国はあまりにも詰んでいる。
助六の母ちゃんが出てきたときのなんとも表現しがたい感情にやられた
朝倉と醍醐の領地を分け隔てる境界線としての機能を持ったばんもん。それは境界線であると同時に両者が激突し戦となるのを避ける加護でも有ったと思える
ばんもんの傍で行われた百鬼丸と景光の邂逅は、加護の境界が揺れ動き反転するきっかけであったように思えた
村人が皆殺しにされたと聞いて落ち込む助六。どろろは彼を「俺がいるじゃねぇか」「一緒に旅をしよう」と励ます。この時、助六にとってどろろは菩薩の如き加護となる
それは一方通行のものではなく、助六は穴から逃げるどろろを助けるために体を張った。助六はこの時どろろの加護となる
多宝丸は両親が兄を犠牲にしたと糾弾する。けれど、多宝丸がそのような善良さによる正論を放てるのは地獄を知らず平和な領地で生まれ育ったからこそ。多宝丸とて兄の犠牲による加護を享受している側
だから父が再び兄を犠牲にしようとする姿勢を野望のためではないかと責められても、父が言い放つ「領主の理は即ち民の理」という暴論を跳ね除けることが出来ない。父が掲げる受け入れるしかない。
一度は国のために子を犠牲にするなど人の道に悖ると親を非難したのに、彼も国のために百鬼丸と戦う道を選ぶことになる。この時、彼は加護を受ける側から民に加護を授ける側に変貌する
百鬼丸は家紋から縫の方を母親と知る。子にとって母親は加護を授ける存在。けれど、縫の方も百鬼丸の犠牲による加護を享受する側の人間。首なし観音を通して百鬼丸の無事を祈ることが出来ても、百鬼丸を抱きしめ癒やすことは許されない
ならば縫の方に出来ることは百鬼丸が受けた苦しみと同じような辛い苦しみを己の身に与えることだけ。そのどうしようもない想いがあの自害に繋がってしまう
けれど、その行為は首なし観音を通して行っていた祈りすら途絶えさせてしまう。
なら、百鬼丸にもう何の加護はないのかといえばそんなことはなく、百鬼丸の傍にはどろろが居る。
どろろは妖怪とは戦えないから百鬼丸の加護を受ける存在。けれど同時に家族を持たない百鬼丸と共に旅をすることで百鬼丸に加護を与える存在でもある
景光に存在を知られ、今後命を狙われることが予想される百鬼丸とどろろはどのような旅をすることになるのだろうか?
因果だねぇ(他人事)
これで全貌が見えた。良い形で折り返し。
我が子と認めても国には替えられず。辛い出会いと別れだ
繁栄を百鬼丸に感謝しなよ。領主としてわが子を生贄にするのも一つの正義か…百鬼丸は鬼神との約定が消えるまでこのまま犠牲か
兄として認めるんやな
てっきりそういう感情は沸かんのかと
それでも国民のために百鬼丸を手にかけようとする辺り国民思いなのかな
百鬼丸たちは福井の朝倉側に逃げたけどこの先そこで住んでいくのか?
まあ醍醐は追ってこれへんやろうね
多宝丸、百鬼丸に対する同情と両親の仕打ちへの反発はあったようだけれど多くの命と秤にかければ対決は避けられないか…
原作のボリューム知らないで観ていたからもうすぐ最終回か…と思っていたら2クールだと!?
つづくんかい
戦わねばならぬ兄弟…!
こうして決別か…救われないなぁ。
ああ~百鬼丸ママンが~;;;
因果おじさんもよかったけど、お母さんのシーンは胸にきた。
いつまで経っても、育てていなくても母は母で坊やは坊やだったんだな
醍醐の国の衰退は、約定の期限切れかと思っていたら、百鬼丸の部位回収が原因だったのね