自分のことしか考えてなかったイタチは最後にどろろをかばって逝った。
これでは多宝丸の方がまるで鬼神。
百鬼丸迎えに来てくれてありがとう。
戦闘シーンのかっこよさも相まって多宝丸も見方によっちゃかっこいいんだが、
いたちは自らの欲望に忠実なだけで人の不幸を望んだりしてないから、最後まで憎めない奴だったな。
百鬼丸、どろろを迎えに来てくれてありがとう…!
二人の再会のシーンがあまりにも愛らしくて、これが「尊い」ということか…と胸が震えました。
兄弟の対決にて、自分がなぜ命を狙われなくてはならないのかと思い悩む百鬼丸と、国を守るためという大義を抱え対峙する多宝丸。
今回は決着をつけることができなかったため、今後また相まみえることとなるのでしょうか…私はちゃんと見届けられるだろうか。。胸が苦しいです。。
どろろを庇ったイタチ、ある意味正直で憎めないあんちゃんだったな
イタチは金によって、しらぬいは人への絶望によって、多宝丸は国を守る為。元の姿から変わり果てた者達の在り様が描かれる
イタチは当初、安定を手にするために火袋を騙した。その後、自分たちを蔑ろにした侍から離反した。地蔵に金が隠されているのではないかと探る中でイタチは「これがあれば俺達はもっとマシな所へ行けるんだ」と呟く。彼は金そのものではなく、金によって状況を動かすことを望んだ。
イタチは醍醐に追い詰められても逃げる道は選ばない。戦から逃げるには金が必要だから、宝を見つけるまでは逃げられないと考えているから。結局の所、彼は戦から逃れようとし続けていたということなんだろうね
……そんなイタチでも金によって全てが変わってしまったわけではなくて、爆発のシーンで咄嗟にどろろを庇った描写には彼の変わらぬ優しさが滲み出ているようにも思えた
しらぬいは母の死を目前にする中で人間の弱さに絶望する。その反動で鮫の強さと何にも縛られない在り方に魅了される
憧れるということはそれに成りたいと願うことでも有って。16話で次郎丸達の分前を貰おうとする発言が有った。つまり、彼は鮫になって人間の在り方とはおさらばしたかったという事なのかな
しらぬいは人間にも、そして人間である自身にも絶望していた。だから次郎丸を傷つけたイタチを殺すために躊躇なく自爆できる
波打ち際に接するように死んでいたしらぬい。人にも鮫にもなれない彼の在り方を示しているようだった
民と国を背負う覚悟をした多宝丸は三人がかりとはいえあの百鬼丸を圧倒する。その強さは百鬼丸をしてこの前とは違うと言わしめるほど
一時は百鬼丸を追い詰めるものの、深入りしてしまったために土砂崩れに巻き込まれ兵庫に重傷を負わせてしまい多宝丸は退却する
前回は鼠妖怪に冷徹さを見せつけた多宝丸だが、大切な供の怪我を前にして百鬼丸追討を優先し続けることが出来なかった。彼の甘さが垣間見えたシーン
どろろは宝の使い方が判らないからと大金はそのままに。けれど、旅に必要な分だけ「別勘定」と言って持ち出す。
どろろが最も優先しているのは生きること。だから大金は要らないが、小金すら要らないとは思わない
今回登場した他の者の有り様を見るに、金を前にしても、かつての仲間の死を前にしても変わらぬどろろの在り様が眩しく見える、そんな回だった
百鬼丸と多宝丸の戦い
百鬼丸を討ててないけど引くんやな
まああれだけ戦力を削がれたら仕方ないか
あの見つけた金は何に使うんやろ
陸上歩行する鮫、映画みたいだ。鬼神てこうしてできるのか。どろろかわいい。足が戻ったのはだいぶ救いだ。イタチに多宝丸に、カオスになってきた。戦闘シーンいいな。どろろもすごいものを背負ってるな。
どろろちゃんの顔に百鬼丸が手を寄せ、ほっぺをムニムニするところでニヨニヨしてしまった
ラブとはちょっと違うんだろうけど…
いやラブなのか?
( 浅田先生が上げた絵では、どろろが明確に頬を染めているように見える )
いいんだけど、前後編でどろろ中心の話を続けてやったほうが分かりやすかった気はする、前回の百鬼丸のエピソードが挟まれたせいで話がわかりにくくなったし、ノリが悪くなった感。
あと、ご都合よく百鬼丸がどろろのもとに来れたのなんでかわからない。愛の力なの?
埋蔵金をめぐって殺し合いになったりする話は好きなので、ちょっと残念でした。
妖怪話としては手負いのサメ鬼神が兄弟を食らったうえに、イタチを喰らって一心同体となり百鬼丸に迫ってくれたほうが良かったなあ。これでは物語的に贅沢すぎるか。
鼬…悪い兄ちゃんみたいな奴だった…。
イタチくん最期はちゃんとどろろを守る辺り、大人としての最低限の教養は残っていたのが切ない。
鮫の飼い主やってくれるな~~~
どろろと百鬼丸はやっぱり一心同体なんだね
え、今回なにもかも美しすぎない?尊い
久々に百鬼丸が欠損部位を回収
寿海の義足修理拒否とどろろの宝島をここで収束した感じ
イタチは、最後まで指輪を求めて逝った「神々の黄昏」のアルベリッヒ
醍醐の人たちは、島から撤退するときに舟を潰さなかったのね。あるいは、百鬼丸の舟だけたまたま助かったのか
二郎がどろろを助けた!?と思ったけどそんなことはなかった