<視聴日>
視聴2024.6.18
<評価:S>
全ての男性が心を撃ち抜かれるような恋文お2人にはできますか?と相談したヴァイオレットにアイリスが無理ねと即答するところが好き(^ω^)
★★★★★★★★★☆
rated on myani.li
ありがとう
・イルマの求めた恋文→あまりに難しく、だからこそ聞いてみたくなるもの
シナリオを書く制作スタッフにとっても、難しいテーマでしたね。
自分からハードルをあげるあたり、スタッフのやる気を感じます。
・戦争で帰ってきたもの、帰らなかったもの→それぞれに傷を抱えている
戦争から帰ってきたものの心が火傷まみれだったヴァイオレットと、恋人が戦争から帰らなかったイルマ、両者の痛みが等しく描かれていたのが好印象です。
その背景でモブ家族が奇跡の再会をしているあたり、また胸が痛む演出です。
・圧巻のオペラシーン→スペシャルにふさわしい内容だった
京アニ御用達の日笠陽子女史を迎え、安定のエピソードでした。
迫力あるオペラのシーンは、まさに京アニだからこそといった感じです。
メモ
Date:2020/10/4
見返してみてもやはり良かった。
1回目はBlu-rayで。2回目はNetflixで視聴。
なるほど、本編テレビシリーズの公開恋文の前あたりに相当するエピソードなんですね。
テレビシリーズの1~13話を観終わった時点での感想では「急に成長し過ぎ」とか書きましたが、こういう話が省かれているのではそう感じるのも当然です。テレビでは定まった枠があるので仕方ないのもわかりますが…。
ならば10話以降の「戦争との関わりの話」をOVA等の別枠にして、9話までの「ヴァイオレットの成長」の話を1クールめいっぱいかけてゆっくり描いて欲しかった。
上記、勝手な事を書いてますが、このエピソード自体は大満足です。同僚たちとの交流や本棚の隅のヴァイオレットなど、まさに「これが観たかった!」という感想です。
単なる4.5話として5話でのヴァイオレットちゃんの急な成長に対する補完ではなく、さらにその先のことまで見据えたとても良いお話だった。
ヴァイオレットちゃんの普段は見せない苦悩が垣間見えた気がした。
行き先詰まるとは正にこの事…
素敵なエピソードでした。
待ってた。カメラワークも映像美も演出もすごいと思う。
ヴァイオレットが一歩踏み出した重要なエピソードなんだね
うむ、伝説のBBAだなぁ。
書庫の隅に居てるヴァイオレット、最高に可愛い。
あぁ、平川電マさんか。
うん、うんうん、ドロッセル王国へ行く前に、ね、うん、うん。
さすが京アニ、圧倒的な作画ですね
良い意味でズルいって言うのは正にこれだね。
ヴァイオレットの境遇自体を間接的に投影して、かつ彼女に希望の光をもたらす礎と、その核心たる「愛」を紡がせるきっかけの話。
時期的には本編の4話と5話の間らしいけど、これはある意味では本編の流れ以上に重要なピースのエピソードだね。
作画映像美の点でも京アニの本気度マックスだし、挿入歌もとてもグッとくる出来だし、完全新作の劇場版も益々楽しみだね。
ヴァイオレットが愛を知るきっかけとなったストーリー。4.5話という位置づけ。4話から5話の急なヴァイオレットの成長具合を補完するに十分な内容だった。
まあまあ楽しめた
☆☆☆(3)
まず、これは時系列でいうといつ頃の話なのだろうかと思った。ローランドの発言から航空祭が開かれる前のようだから、テレビアニメ版の9話以降、10話以前の話って感じなのかな。この回でエリカがベネディクトのことを意識するようになったのかな。そう考えると結構重要な気がする。って思ったんだけど、これって4.5話なの? え? この時点でヴァイオレットってギルベルトが行方不明だって知っているんだっけ? よくわからなくなってきたぞ。
正直舞台の中に登場する恋文を書くのならば、直接会ったときにもっときちんと説明して、脚本を事前に読ませるくらいの体制で依頼をしてほしいと思ったけれど、そういう先入観もなしにフラットな心境でリアリティのある恋文がほしかったということなのかな? そう考えると完成した歌詞がいかにも歌詞然としているのが今度は気になるけれど……。最終的にヴァイオレットが書いた恋文が歌詞として採用されたわけだからいいんだろうけれど、本当に達成が難しい代物だなと感じた。
あと郵便協会の人間として学校の先生がヴァイオレットを今回の仕事に推薦してくれたということだったけれど、あの先生ってそんなにもヴァイオレットのことを評価していたんだな。まあ卒業後ヴァイオレットは様々な依頼を通して名実ともに立派に成長していたからこそ、というのももちろんあるんだろうけどさ。とはいえこういう依頼はカトレアさん向きなんじゃないの~と思わなくもない。あと最初にヴァイオレットが書いた手紙がまた例によって報告書のようだったことにはかなり驚いた。これもあって時系列に不安を覚えたというのもある。でもそうか、4.5話なのか……。公開恋文の前なのね、そうか……。
歌詞は二番サビの「愛はいつも/透き通る水のよう/受け止めては/また離れていく/あなたに似ている」のところが結構好きだなと思った。これをヴァイオレットが書いたのかと思うとすごいな。あと突然字幕が現れたことに驚いた。
日笠陽子か~。フーゴが平川大輔なのもわからなかったね。
昔の物語を繰り返すオペラ。差出人も受け取り人もいない手紙。イルマとアルドの止まってしまった時間。同様に過去に強く囚われているヴァイオレットだからこそ、古書のような過去のものでも、今生きる人の言葉をすくうだけでも決して到達できない、これらすべての時間を動かす大仕事を成し遂げたクライマックスが最高。
ロボットみたいな報告分からルクリアの想いをしたためたヴァイオレットだからこそローダンセマムも彼女に恋文の執筆を依頼したんだろうなぁ。こうやってヴァイオレットの作る文章でその人の心の一歩をアシストする姿、まだまだ見て居たくなるお話でした(*´ω`)