いい話だった。
メメンプーは自分の好きなことで生きて行くことが正しいと思っていて、それはそれで良いと思うけど、家業を継いだり、制約された狭い環境の中で従事していることに喜びを見出すという生き方もある。要は、心から納得していることが大切なんじゃないかなと。
老舗の○代目が一度はサラリーマンをして途中で戻って来て家業を継ぐという話もよくある。
シーナは不自由な環境で育ってやりたいことが出来なかったけど、歌姫も夢の一つ、或いは一番大きな夢として自分で選び取った生き方と言えそう。
ラストは急転直下、メメンプーがシビトに攫われてしまった。あと1話で最終話らしい展開に持って行くのだろうけど、物語全体として消化されていない要素が多いので、分割2クールかなと。
[歌姫]の話はこれまでの展開から想像して、絶対たるいだろって聞いてたら考えさせられたな〜(メメンプーが自分の両親の家業を何も考えずに継ぐ様子を見て「誰でも自由があるのに、なんで自分のしたいことをしない!」って発言に首を傾げたり、[歌姫]が描いた絵ではなく、描いてる最中に歌ったことしか評価されずだったり、[歌姫]が「誰でもしたいことして生きれない。あなたがそう生きれるのは誰かが支援してくれているからよ。」っていう発言とか)
代々職業を継いでいったりするコロニーなんかな?
レールが決まってるのは楽ではあるだろうけど、他にやりたい事があった場合は辛いなぁ。子どもたちは自覚ないようだったけど。
この話単体としては好きだけど、全体の流れ的に1クールで収めるとしたら寄り道感が否めないけど2クールあるんかな?
メメンプーがうざいと思ってしまうのは諦めることを覚えて受け入れてしまってるからなんだろうな・・・
しかしあと1話だけど、この話ここで入れてる余裕あるのかな
このコロニーでは子供までも夢は憧れるものとしていることに対して、今まさに夢を追っているメメンプーの対比が印象的。
メメンプーとガガンバーは血縁関係じゃないのか?!
ドリーム・コロニーというのは江戸時代的な「農民の子供は農民」なシステムなんだろうか?そこらへん説明がないので子どもたちが一斉に「大人になったら親の仕事を継ぐんだ〜!」と無邪気に言い出したときには寒気がした。
もっと怪獣とのバトルものになると思ったんだけど、事件に巻き込まれてばっかりだ。子供たち家業を継ぐことしか考えてないけど、カースト制度なのか?夢は見せるもの。
やりたいこととやるべきことは違っていて、自身に素直に生きているメメンプーからするとそれは相容れない考え方なのかなと。「夢を見るのではなくて夢を見せにいく」。シーナの想いを察したガガンバーが握る歌手になることも描かれていた絵があのタイミングで出てくるのが、とても考えさせられるお話だったなぁと。
そしてラストはシビトの襲撃と。本当の親ではないとはどういうことなのか。そういえばメメンプーの母親の話ってされていないなぁと。気になるところ。
職業含めた管理社会 ってそういう世界観だったんですね
薄いキノの旅みたいだな