グーグーは怪物なんかじゃない、誰よりも立派な人間だよ。
旦那様のように思慮深く内面を見てくれるのも人間らしいし、怪物のような見た目を恐れるのもまた人間らしい。
自分がなぜ自分なのか答えを見つけ出したグーグーのこれからが幸せであってくれ。
グーグー…😢
とても良かった。
今回はタイトルの秀逸さが特に際立った回だった。
「怪物兄弟」とは一見グーグーとフシのことに思えるが、そもそもグーグーには元々兄弟がいる。グーグーは事故により外面的な醜さ(怪物らしさ)を身につけるが、対して兄は身近な大事なものに気づかずに弟を捨て、内面的な醜さを身につける。
グーグーにも内面的な醜さの方に振れる描写はあったものの、女の子の指輪を質屋に換金しようとした時、「何を守ろうとしてたのか」と気付く。それに気付くには痛みを知る環境と勇気がないといけない。
そして、往々にして痛みを被ると知っていながら大事なものを守るのは、勇気がいることで難しい。
アニメとしてしっかりとそこを描いてくれているのはさすがだなと思った。
すごい回だ。
人間の心の醜さと貧しさがこれでもかとグーグーに向けられる。異形の風貌であるだけで敵意、嫌悪、差別と迫害を受ける。
誰からも心から必要とされないグーグーを唯一必要としたのが、フシ。グーグーは不死だから実験だからフシを傷つけても構わないと思っていたわけだけど、町で迫害を受けて少しでもその認識を改めただろうか。他者の痛みを思いやれるようになるだろうか。
グーグーとリーン、どっちも幸せに生きてほしい。
けど、この作品は要所要所で容赦ないからなぁ。
フシのダイナミックなクッキング良いなぁ~
グーグー、本当に子供らしい無邪気さと残酷さ表現されてる。
自分の体で実験されたことに怒りを感じるが、フシに対してやったことも実は同じなんだよね。
二人は兄弟となって、大人になっていくんだろうね。
物体なら無制限に生成できるのだろうか。体内の臓器を増やす。こいつもなかなかすごい。親方いい人だなぁ。グーグーの在り方が悲しい。けど、不死が救いだ
フシで実験していたグーグーも街に出れば自分が化け物扱い。旦那様がめちゃくちゃいい人なだけに村の人からの罵詈雑言が胸にくるな....。
痩せこけた兄との再会。黙って指輪を置いていくグーグーが寂しい....。
連れ去られそうになったグーグーを助けにきたフシ、その仲直りは素直な言葉だったね。
フシに不死身を実験していたグーグーが、酒爺の実験台にされたことには怒る。自分がやっていたこととと同じだと気付けないままだったな。
実験と言って躊躇いなくフシをナイフで切ったり火を近付けたりするグーグー。
子供って残酷ね。
フシの料理!
大根をダイナミックに切って煮る!
(爺さん婆さんはこの程度の料理もできないのか)
臓器を1つ増やしたって何…。
現代日本の若者らしい思想と思える。
とうとう指輪を使ってしまった
怪物と呼ばれたグーグーの前に、真の怪物であるフシが現れて心通う展開は清々しいなぁ。見つけた兄に指輪を渡すあたり、優しいけど報われないグーグーが切ない。
怪物バンザイ(悲しすぎる不当な扱いの後に)