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    リコリス・リコイル 第5話。護衛任務の行動としてはツッコミどころが多かったが、多くの気になる伏線が出てきて惹きつけられるし、しっかり百合描写も完備しているあたりなどは大変お見事な回だった。

    鼓動のない人工心臓、アランチルドレン、使命。そんな千束の玉避けだけじゃないとんでも設定があっさり差し込まれてびっくりしつつ、人を殺さない姿勢にもなにか関係あるのかなぁ。気になる。あと、たきなの千束への接し方がめっちゃ親密になってきたなぁと(いいぞもっとやれ!)

    船上で対象から目を離すのはどうかと思ったけど、バックアップありでした。

    千束の人工臓器は心臓だけみたい。でも、『GUNSLINGER GIRL』かよ。
    それから、リコリス狩り。

    サブタイトルは、誰視点?

    *2022/08/01
    千束の赤りぼんは、ヒガンバナがモチーフ?

    ラストカット、胸に倒れかかって寝そべる2人最高か。

    犠牲者はいないという会見に
    差し込まれる死んだ少女たち。
    旅のしおりのデジタルデータ。
    明かされる人工心臓。
    隅田川沿いの水上バス、浅草、東京駅。
    腹パンそのまま連射
    存在しない老人

    千束とたきなのイチャコラは眼福でしたが、一番気になったのは終盤で出た松下の「それではアラン機関は君を、その命を・・・」というセリフです。
    素直にセリフを考えると、千束が才能を生かさないのであればアラン機関は命を狙いに来る(人工心臓を停止させるとか?)と言いかけたように思えてきます。「命を」に続く言葉としては、そういった意味合いしか思い浮かばないですしね。4話のミカとシンジのシーンで千束の才能を「必ず世界に届けねばならん」と言っていたのは、千束の命がかかっているのも理由の一つだったかもしれません。
    ミカに矛盾していると指摘された通り、シンジはアラン機関の方針に反して客として千束に会いに来ています。娘を亡くしている趣旨の発言があったので、もしかすると娘と千束を重ね合わせていて、特に気にかけているのだとしたら、いろいろと辻褄が合ってくるようにも思います。
    推測でしか無いですが、今後は「千束の命を大事に考えるシンジと自分の信条を大事にする千束」という構図で話が進んでいくような気もしてきます。
    また、誰が自分に殺しをさせようとしたのかと千束が戸惑うシーンで、ミカは何かに気づいたような仕草を見せます。恐らくシンジに思い至ったのだと思いますが、ミカとシンジの関係性や、ミカが守っている約束についても気になります。

    サブタイトル「So far, so good」は「今のところは順調」という意味だそうです。裏を返すと「これからの事はわからない」という意味にも取れます。
    千束視点で言えば「これまでは命を奪わなくても大丈夫だったけど、これからどうかは分からない」と受け取れなくもないと思います。
    シンジは「あの男」を使うようですが、真島のことでしょうか?これまでは明るく振る舞う姿が印象的な千束ですが、なんだか重い展開になっていきそうで、千束が沈んだ表情を浮かべるところを想像すると、見たいような見たくないような複雑な気分にもなってきます。
    まぁそんな展開になったら、今度はたきなが千束を励ましてくれると思いますが。

    リコリスを暴く闇の集団と依頼者は別組織なのか。まだまだ謎は深まるばかり。

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