戦闘は無く、会話劇を中心とした割と淡々とした回
アメリカで施設ごとエヴァが消滅。四号機が欠番に
三号機が輸送され、フォースチルドレンが選出される
この四人目はいろいろとあるようで。シンジたちが知ったら……みたいのが何度か。あとトウジと、以前の怪我で入院中のその妹周りが描かれる。これは……!?それから、委員長の残飯処理。本人は、この回では登場しない
あとは綾波レイ。プリントを持っていって、部屋の掃除。シンジに「余裕」が生まれて、人のために何かする。綾波、照れながら「ありがとう」。シンジの成長と、綾波の感情の発露
一方余裕がなさそうなのが裏の大人たち。マルドゥック機関。コード707=シンジたちの学校。すぐにフォースチルドレンが決まったのはなぜなのか?
スイカ育ててる加持。育てるって良いぞと。つらいことを知れば、人に優しくできる。それは弱さじゃない。このシーンかなり好き
エンディングのFly Me To The Moonの今回のアレンジめっちゃ好きだ
今話はずっと会話劇ということもあって、構図や心象風景、演出などの工夫が目立ち、映像作品はアングルと編集と言っていた庵野監督の考え方がよく反映されている気がする。
シンジの学校はエヴァパイロット候補者を集めて保護しているところ?
「ありがとう。感謝の言葉。初めての言葉。」
「辛いことを知ってる人間の方が人に優しく出来る。それは弱さとは違うからな。」
・世界から耳をふさいでいたシンジ→気づけば世界に積極的に関わり、人のためになにかができる人間に
シンジの成長と迷いが見えた回でしたね。
それだけに次回以降、その『反動』でひどい目に合うわけですが……。
・『ありがとう』を初めて言ったレイ→ゲンドウからシンジに興味が移り始める兆候?
シンジに部屋を片づけられて、綾波はほほを赤くしてるんですよね。
今までゲンドウにしか向いていなかった視線が、シンジに向かうおもしろい展開です。
・次回予告まで含め、徹底的に四人目を直接明かさない演出
誰が四人目かはバレバレなんですが、それをあえて隠す演出がおもしろいですね。
『実はフェントやミスリードなんじゃ』と視聴者を疑わせて、より物語に没入させてくれます。
4人目は誰なのか、、、
鈴原が呼び出されていたということはもしかして、?
印象的なシーンがとても多い回。特にシンジと加持さんが畑で話すシーンが強く心に残った。
トウジの迷いが前面に出ている回だった。
☆☆☆★(3.5)
今回の話でフォース・チルドレンが決定するんだけど、まだ明言されていないとはいえ、視聴者にもそれが誰なのかはわかるようになっている。ヒカリの練習しているお弁当もフラグである。コダマお姉ちゃんの話をしていたけれど、ノゾミって姉妹もいるそうなので、新幹線姉妹なんだなあ。ケンスケはあんなにミリオタでエヴァに乗りたがっているのにそれが叶わないわけなんだけど、あの学校に通っている時点で、まったく見込がないってわけではないんだろうな。
レイと話しているときは笑顔のゲンドウがちょっと気持ち悪い。シンジに部屋を片付けてもらって頬を赤らめていた綾波は恥ずかしかったのか、嬉しかったのか。初めて口にした「ありがとう」という言葉。
加持さんは「スイカを育てている人」という印象だったんだけど、スイカ畑が出てくるのはこの回だった。予告が不穏すぎる~。
綾波ちゃん…可愛い。
EDアレンジ変わり過ぎィ!!
そしてサービスも抜きィ!!
作画の節約を上手くごまかせている印象。やっぱり男性陣の圧倒的な気持ち悪さが嫌だなぁと思ったり。30代くらいの物分りの良さそうな大人がいればよかったのにね。アスカ無視しすぎ〜。
マヤ推しの私はナディアではイコリーナ推しでした
結局、4人目が誰だか明かさない引き