作者が作品を通じて何を言いたいのか、わからなかった。
ヒロインが身を寄せた組織が人でなし揃いで、そのことが悲劇の根源というだけ。
実在しない怪物が登場する時点で、歴史物としては破綻している。
カウントダウンが停止した原因がバクテリアだなんて
憶測に過ぎないし、一般人に検証は困難だろ。
何者かが船内を観察していて、被験者の危機回避能力を測っており
最初からミサイルを発射する意思はなく
そろそろ彼らのメンタルが限界に達する、と判断し
手動で停止させた可能性もあるんじゃないか。
ホームズが成敗する、とは思いきったことをしたものだが
驚くようなことではないよ。
必殺シリーズなんか、主人公が毎回人殺してるからな。
現在も再放送してるし、作品を問題視する意見など聞いたことがない。
そういえば、ウィリアムとホームズは初対面ではないんだったな。
勇利は過去の人と化したが
ジョーは伝説を成した。
勇利がジョーの再起を望まないのは
容体を気遣ってのことではなく、嫉妬なんだろうな。
容姿端麗でも、かようにサイコな女と誰が添い遂げるのか。
とはいえ、裏技ゲーマーとショップ店長は
人格破綻者どうし、お似合いだったとは思うが。
訓練時に麻痺毒の携行・使用は許可されているのだろうか。
膨大なHPと自動回復スキルはどうした。
ヒール1回で毒消し+HP全快は便利だが。
犯罪ギルド出身者の潜入を防げない秩序派ギルドとは何なのか。
実際にこんな裁判は成立しないだろうけどな。
貧民から特権階級に対する訴訟なんて揉み消されるのが関の山。
ウィリアムがナイフを持ち出した時点で
裁判官が守衛を呼んで退廷させるはず。
戯曲をモチーフにした、ウィリアムと被告側弁護人の詭弁合戦は
娯楽になり得る場面ではあるけどね。