改めて、ゾンビを題材に扱うことで「生きるとは何か」という命題をより強調しているの天才すぎる…。コメディとシリアスのバランス感覚が絶妙すぎて本当に凄かった。あと巽幸太郎がズルすぎた…そんなん絶対泣いちゃうやん…。自分にとっては間違いなく2018年トップクラスの作品だった。
これまでは主人公一行が様々な国に訪れてそこで人々の抱える問題を解決していくストーリー展開であったのに対して、この最終話ではそういった旅の中で経験してきたことや触れてきた様々な価値観の中で主人公及びメルクもしっかりと成長していた、ということをとても丁寧に描いていた最終回。個人的にはとても心に残る少年と少女の優しい冒険譚であった。