サービス開始日: 2022-08-07 (804日目)
とにかく花楓ちゃんがめちゃくちゃがんばった。がんばってないって本人が言ってもめちゃくちゃがんばった。
その上でかえでちゃんじゃなく花楓ちゃん自身のやりたい事を選択したのはとってもすごいことだと思う。
お友達とかも言うてたけど、普通高校受験なんぞ「お前の成績ならこの辺りだろ」→「じゃあそこで」くらいなもんよ。
「ここに行きたい」で学校を決められるっていうだけでもホントにすごいことだよ。
ふたばさんも言うてたが、咲太はなんか起こってもそれを乗り越えるだけの力があるし実際乗り越えてきてるから大丈夫。
ってか咲太の言葉選び能力やばい。絶対に花楓ちゃんを責めるような事言わない。
進路も限りなく合格率が 0 だと分かってても本人がやりたい事やらせようとするし、保健室でもお弁当のせいかなって事にするし。
花楓ちゃんのあざも心配しつつも花楓ちゃんがやりたいようにさせてあげるのホント良いお兄ちゃん。
駅の「これ以上がんばってどうするんだ? 」もとても優しくてすき。がんばってる子に無理させない気遣いが素晴らしい。
先生に向いてると思う。もしくはカウンセラー。ただ、カウンセラーに関しては花楓ちゃん専属でいてくれてもいいかも。
さあ、次は咲太が受験勉強がんばらなきゃだね。
ワイの推しはふたばさんだったはずなのに咲太すきすぎねぇか……?←
今回は花楓ちゃん回だけあって古賀ちゃんとふたばさんはちょろっとだけ。でもしっかり出てきてくれてうれしい。
古賀ちゃんはやはり尻か← 流石尻蹴り合っただけのことはあるw
ふたばさんは信頼と実績のいつも通り。咲太のカウンセリング能力は素晴らしいけど、咲太だってすり減ることがあるだろうし困ったときに助けてくれる存在は心強いと思う。
当然ビショビショになるくらい楽しんだし、ランドセルガールも気になる……。
映像と音楽が特にやべぇ。流石歌でみんなを幸せにするアンドロイド。
マツモトがどう見ても Portal の Wheatley 。 Vivy すきな人はきっとこっちも楽しめるのでおすすめだよ。
グレイスさんすきすき。その後自己矛盾で動けなくなってしまうのもとてもアンドロイドっぽくて良い。
オフィーリアさんがちょいちょい水に関わる事故に遭うのはやっぱりハムレットのオフィーリアからかな?
1 クールできれいに終わったのも良かった。長くやればいいってもんでもない。
きれいに終わったから続きは多分出ないんだろうけど、似た世界観でまた新しいお話とか見てみたいな。
とても重い……。だがその重さがとても良い……。
リコリス・リコイルと同じようななにか。というよりこっちの方が先なんだからリコリス・リコイルがこっちに似てるというべきか。
新しい技術はだいたい戦闘に利用される。機械化してる部分も多いとはいえ人間だぞ。
ただ、仕事として携わるなら道具として扱わないと身が持たないよな……っては思う。割り切れよ……でないと死ぬぞ。
多分ガール達よりも周りの大人達と視聴者の方がつらい。そういうお話。
おもしろいにはおもしろいんだけど、ただただ日常+αで終わったので物足りなさもあった。
もうちょっとヨルさんのお仕事も見たかった。日常アニメとして見るのは良いけど、スパイとかアクションとかって見方するとつまらなさが強いかもしれない。
アーニャさんかわいいで見る分にはとても楽しい。
もうちょっときれいに切れ目があるのかと思ったらナチュラルに 2 クール目につながるのね。
スパイと殺し屋と超能力者……。どんなつながりかと思ったらお互いの利益のために一緒にいるのね。
昔いた会社が同じような事やりたい人が集まって会社という形になったようなところだったのでなんとなく意味は分かる。
こういう家族の形もあって良いんじゃないかな? 案外そっちの方が長続きするもんかもしれない。
アーニャさん視点が多いからかどうしてもスパイ成分と殺し屋成分が少なめかな。もっと躍動するヨルさん見たい。
スパイ成分でいえばプリンセス・プリンシパルの方が多いし、殺し屋成分は他のドンパチするアニメの方が多い。
それらはそちらで得るとして、それぞれ本性を隠しながら家族を構成して日常生活を送ってるのは見てておもしろい。
続けて 2 クール目も見ていこう
全年齢対象って出てたから気を抜いてたら開幕から首に太くて堅いの突っ込んでてヒエッ……ってなった。
死んでる人間を OS が起動しなくなった PC とすれば、新しい OS インストールして動かす感じだろうか?
まぁ意思を持った人間がやりたくない事やらせるにはちょうどえぇ技術よねー。
新しい技術はいつも軍事転用で発達していく。
労働力として使うのはいいとして、流石に見知った相手が死んだからって再起動させたくはないなぁ……。
機械は作るのにコストがかかりすぎるから死体という作るコストのかからない筐体にソフトウェア書き込んで再起動……なんという合理的なシステムだろうか。
倫理より合理的が優先される世界ね。まぁ奴隷よりは人権が保護されているのか……?
それにしても人類を新たなステージに導こうとする奴はなぜみんな人間を辞めさせようとしてくるのか?
結局最後にやろうとしていた事はやり方が違うだけで人類補完計画とかと大差ない気がする。
「みんな違いがなくなれば争いなんて起こらなくなるでしょー? 」ってそりゃそうだけどそれは生きていることになるんかな?
技術とかアプローチはおもしろいけどこの世界には生きたくないなぁ……って思った。
管理された世界で生かされてる状況って生きてるの? 死んでるの? って感じのお話だった。
ちょいちょい百合成分もあってすき……。
メモリの争奪戦はしないけど社会の仕組み的には楽園追放だった気がする。
みんな社会を回すための歯車として生かされている感じ。
自分の肉体があって自分の意志で行動できるんだろうけどすべてが監視されているわけだし、
それって本当に自分の意志による行動なの? ってなる。
何もかも管理されて指示通りに行動している世界で生きる意味ってなんだろう?
そんな世界で長生きしていて意味があるんだろうか? って思った。
考えることたっぷりで見たあとじっくりと楽しめるお話だった。