制作会社を横浜アニメーションラボに替え、萌えキャラ感が増した2期。今期では、鉄道×まちおこしがテーマという根本はそのままに、音(ASMR)に注目し、様々な録音方法を学ぶことが出来る。
鉄道グッズ制作がメインであった1期と比較すると、鉄ヲタとアニヲタどちらとも親和性の高い内容だったために、とても観やすく、映像化する意義を感じた。しかし、鉄道要素はキャラデザと稀に出る鉄道らしいセリフだけに減ってしまったのは少しもったいない。
ラストはそれぞれが学んだことを総集結させるよくあるパターンで、ワンクールとしてのまとまりは良かったと思う。
「ヘタリア」や「ちいかわ」のように、どこか説明不要で既に共通の認識が備わっているような作品でないと、ショートは難しいのかな…。
キャラクター命の作品なのだから、どうせ対決結果なんて分かりきっている…ここまで勝敗がどうでも良い作品は今まで見たことがない。ただ、音というテーマに絞っている分、鉄ヲタともアニヲタとも親和性を感じる。そのためか、この話はかなり続きが気になった。
詳細な説明なしで少しずつ見えてくる違和感が最高の作品にも関わらず、本筋の物語で何度も説明パートが入る。そこがテンポが悪く感じる原因かもしれない。間はあまり好きではないが、演出は結構好き。原作が良いので当たり前にストーリーは最高。
色々と要素がありすぎて各キャラクターの成長物語になりきれていない。
そもそも1話で丁寧にコノハのキャラクター背景を描いたが、ほぼその背景が生かされていないのではないかと思う。コノハ自身は何も変わっていないのに、"熱量"と現代技術のみで過去で最強キャラになるのは、全く共感できない。1話で共感を誘っていた故にとても残念に思った。
また、せっかく未来人(?)が出てくるのなら、トウヤと一緒に作った痕跡を何かしらで感じられたら良かったとも思う。
制作陣のゲームをはじめとする創作物への想いが、キャラクターを通してダイレクトに感じられたのは良かった。