サービス開始日: 2018-11-27 (2645日目)
先生の水着は、さすがに攻め過ぎ。
もはやツッコミを入れなくなってしまった主人公にも慣れを感じる。
一方で、先生の温泉パートは都合主義が強く、正直少し引いてしまった。
OVAだからこそできることとして
必要と思って入れたのだと思うけれど、
今回はノれなかった部分。
好みの問題かも知れないが、ストーリーに深く関係しないキャラクターまでもエロ消費するのは苦手。
それでも、滝川の立ち振る舞いが気になって、最後まで視聴。
やはり彼の存在感は、この作品の中で大きい。
なんであの状況からツノ野郎に勝てたのかはわからないが
ラムサスとラースのムーブは良かった。
魔王のお姉ちゃんの底知れなさと
主人公の親父さんの正体を
ほんの少しだけ知ることができたが
全てを明かすことなく終わってしまった。
それもこの作品の特徴の一つだ。
父親だと思ってた彼は
勇者でも魔族でもないってことは育ての父か。
一期に出てたか2期に出てたか忘れたが
あの細目の怪しい男が父なんだろうか。
勇者と魔族の血縁なのは確かなんだよなぁ。
3期ないなら原作読むしかないが…うーん。
タツヤ、陛下。
キャラが濃くて実に良い。
そしてテオリッタは素直に褒め称えたい。
勇者に貼られたレッテルは、
彼らの本当の生き様を知らなければ、決して剥がれない。
だが、その歪みに気づき始めた者が、
騎士団の中にも確かに現れている。
この復讐劇は、
ゆっくりと、しかし確実にどこへ向かっていくのか。
最後まで、しかと見届けたい。
誰が敵で、誰が仲間なのか、どんどん分からなくなっていく。
この作品はずっと問い続けている気がする。
「復讐の後に残るものは何か」
「勇者とは何か」「魔王とは何か」
「善とは何か」「悪とは何か」
単純な勧善懲悪ではなく、
価値観そのものを揺さぶってくるタイプのアニメだな、と改めて思った。
薄味のスープを延々と掬っているような感覚になり、
一度は視聴を中断してしまった。
ただ、あらためて
何も考えず、軽い気持ちで見直してみたら、
それがちょうど良かった。
この作品は、深く入り込もうとすると合わないが、
少し距離を保って眺める分には、悪くない。
しばらくは、この距離感を意識しながら見ていこうと思う。
鷹峰さん、プライドが高いというか……
やっぱり相当な負けず嫌いだなぁ。
それにしても、お湯風船はさすがにコメディが過ぎるだろ(笑)。
一瞬で空気が持っていかれた。
お祭りの見回りを「やり直し」で、しかも全域見回ることになる展開。
最初は「そこまでやる必要ある?」と思ったけれど、
見ていくうちに、鷹峰さんの狙いは別にあったんじゃないかと感じた。
目的は見回りそのものじゃない。
主人公と同じ時間を過ごすこと。
見回り以上、デート未満の距離感の中で、
欲しい言葉や、安心できる感情を確かめたかったのかもしれない。
戦場ヶ原したぎ、だなこれは。
すまん、ひたぎ。許して。
誘惑に対して
「そういうのは付き合ってから」
という話題にも、それとなく反応していたように見えた。
「バカみたいに真面目な人」という評価も、
冗談や皮肉というより、本気でそう思っていそうだ。
……となると、やっぱり元々、
主人公を狙っていたんだろうか。
一番であり、完璧であることはあくまで前提。
そのうえで、一切妥協しないのが鷹峰さん、というわけか。
主人公が順応していく流れは、やや都合よく感じる部分もあるけれど、
それでもやっぱり、二人の過去の関係が気になってしまう。
「他の人には見られたくなかったと思ってくれていたのなら嬉しい」
というセリフも、本心だと言い切っていたな。
OADという枠の中で、指定なしの限界をかなり攻めた作品だったと思う。
終始、「鬼畜」「ゲス」「露骨なエロ」に踏み込むことなく、
あくまで“仕方ないエロ”の範疇に留まり続けていたのは、ある意味すごいバランス感覚だ。
決められた枠の中には多少の窮屈さも感じたが、
それを壊すことも、組み替えることもせず、
最後まで守り切った点は素直に評価したい。
テレビ版との違いも興味深い。
謎の光の有無に頼らず、構図や演出、展開の攻め方だけで差別化しているのが印象的だった。
ただ刺激を強めるのではなく、
「どう見せるか」にこだわったOADだったと感じる。