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演じているかぐや姫劇とリョウの境遇を重ね合わせ、ナオとの対話を通して彼女の真の願いに迫っていく演出は素敵。誰しも相手や場面に応じて仮面を付け替えて(時に演じて)生きているわけで、レプリカという役に囚われていたリョウが自己を発見していく物語は共感を誘いました。

そしてラストはショッキングな結末に。ここまでの物語はレプリカが一人の自己を発見していくお話でしたが一転、オリジナルからは決して逃れることが出来ないという運命を突きつけられこの先辛い展開になりそう。この特殊な関係、運命によって本作は何を描こうとしているのか、楽しみです。



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弥々吉、自らスケープゴートになったのには、失墜した桜虎の威信を取り戻すためというのも勿論あったろうけど、戦局が大きく傾く中で、命を賭すことで箱入り娘的な純真さや甘さが残る彼女を真の指導者に脱皮させることに一縷の望みを託した、ということだったのかもしれないな。天晴。

今話は胸に迫るエピソードだけど、ネタ元の三国志では、孔明は蜀の人材難の中で自らの後継となり得た若き逸材・馬謖を切らねばならなかったのでやるせなさに満ちていたけれど、今話は反対に老兵が去り若き指導者に希望を託していったので悲壮感はそれほど感じないね。ただ聖夷の状況は蜀よりも更に厳しいのかも。

それにしても、桜虎は一人の少女としてなら皆に愛される人気者であり得たろうが、資質を欠いたまま重責を担う立場に立ったことで聖夷の誰もが不幸な結果に陥いることになってしまった。言いたいことを言ってくれるとか人柄が良さそうとか、指導者としての才覚や政策をシビアな吟味せず推し活・信者思考でリーダーを選ぶとどうなるのか、戒めとしたいお話だなと。



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