サービス開始日: 2016-04-05 (3848日目)
漫画に限らず創作活動で作品の完成まで辿り着くということは、自分の内面、時に自分の未熟さと最後まで向き合い続けたということだと思うからプロアマ上手下手問わず尊敬の念を感じずにはいられません。手島先生の悪戦苦闘する姿やヤスミンの悔しそうな顔を見て改めてそう思いました。
ララは人間社会の常識も慣習も知らないから突拍子もない行動ばかりしてハラハラするんだけど、そうやってあちこち壁にぶつかりながら手探りで世界(人間社会)と自分の形を認識していってるのが手に取るように分かって、ああこの試行錯誤こそ生きることそのものだよなという清々しさがあって。
今更だけどこの作品、エリーの表情作画やそれを映すカメラの角度など、彼女を魅力的に見せる術を心得ているなと改めて。その美しさに加えて、エリーが一つ一つ布石を打っていく様の鮮やかさに思わずエリー様!と平伏したくなります
運命の花嫁は一見すると甘い夢、理想の天国のように見えるけど、身を委ねてどっぷり浸かれば人としての自律性が根こそぎ奪われてしまう劇薬なのかも。それにしても妖怪があれだけ忠誠を尽くすのは、運命の花嫁とでないと(後継に相応しい)霊力の高い子が生まれないとか、何かありそうね