第一印象からとても強そうな式守さんがとても良かったです。たくさん人が出てきましたが、一番強そうでした。
身体能力関係なく2番目に強そうな策士?ハチミツさんが好きになりそうです。
泳げなくても海が好き。最終回に「好き」に戻ってくるのがなんだか良かったです。
浴衣を着た海夢に新菜にとって特別になった言葉「綺麗」を言えなかったのが、「特別」で、素敵でした。
前半から見入る絵が多くひきつけられました。リズきゅんになっていく過程が面白く(衣装だけだとわからなかったのが耳や歯がついてどれくらいすごいかわかって)、撮影ではこちら側まで楽しさが伝わってくる感じでした。コスプレした作品の穏やかさも手伝ってか(なんて後から考えると思います)、「大丈夫」じゃなかったところでも、お互いに思いと真逆の行動をとってしまうことなく動けなくなったのが、なんだかとても良かったと思います。すごい回でした。
「いつから」…いつからー!
イメージ背景が特に印象に残る回でした。
表は動かないときに何かが動いている、のかなって思いました。
階段の踊り場での、遠巻きに流れる背景に。
ゆっくりした時間が素敵です。
前回のリプレイ(「映画、みにきてよかったね」)も良かったです。
なんでもない話がすごく好きになれるアニメって最高です。女装のこと、好きだった子のこと、暮沢の喧嘩のこと、彼女のこと。前回ひとつ答えがでて、少しだけ見え方が変わったこの作中空間がとても好きでした。
視聴後、少し時間を置いて出てきた感想です。結末が決まっていたのはびわも同じだったのだと思いました。
(神仏の論理、「因果」から言えば、びわの目が変化したのは、子を海の底に残して生きなければならない徳子のために未来と死者の世界を開示した対価と思います。私としては「みるべきものはみた」ためと思いたいところでもあり、現実に即して言えば偶然ということになると思います。ともあれ)"最終回のストーリーは初めから決まっていたとしても 今だけはここにあるよ"(オープニング主題歌「光るとき」より)、これはびわのことでもあったのだと思いました。初めから決まっていたとしても、知っていたら違う道を選んだか同じ道を選んだか、ではないんだと。そこに問いはないといえばよいでしょうか、それがなんか良いなって思います。
何より、素敵な作品でした。とてもよかったです。