サービス開始日: 2019-02-01 (2564日目)
1度目の視聴ではなく再度の視聴です。劇場で何度か視聴しました(またBDでも)。しょうこが死にたいと思う理由がいくつか受け取れるようになりました。自分が嫌いだということ、耳が聞こえなくなっていく恐怖、自分がいなくなれば周囲が不幸にならなくて済むという考え、石田くんの来年を奪わないため。本当の内心はきっとわからないものなのでしょうが、あらためて視聴してなるほどと思えました。
印象に残った場面は2箇所。しょうことうえのの観覧車での会話と、千羽鶴を渡した一幕のうえのの台詞「それがあんたか」です。前者の場面を一緒に観たゆづるの「どう思う」という問いかけに対しての、後者は答え合わせになっているように思えました。
変われないままお互いを許容する、…と言ってしまうとまた違う気もします。ともかくも、(観覧車で示された)嫌いなりに握手をという関係を、相手には強要しない答えが示されていたように思います。
さて、蛇足になってしまいますが、「どう思う」について私の考えの述べて結びます。「どう思う」と問いかけられて、自分自身であれ相手であれ、嫌いか好きかを判断基準にする必要はないのではないかなと考えました。そうは考えても我が身を振り返って嫌いな人はやっぱり嫌いなのでとても難しいと身にしみてもいます。私はそう考えて『答え合わせ』にのぞみました。
思いだしたのでもうひとつ付け足します。今回新たに気がつけたことで、うえのがかなり深く考える人だったことがありました。意味を考えてどこかで補聴器がひとつの意味にも自力で気づいたろうと観ていて思いました。
パズルが解けたような、不思議な視聴感でした。
2ステージ制の提案は冬沢の暴走です。そのことを考えれば嫌なこと、納得のいかない事態で、前半はもやもやした思いを抱えながらの視聴になりました。
そんな中、何かひっかかっている様子の辰巳の描写が続きます。徐々に興味をひかれ注目してみると、納得のできる2ステージ制の(辰巳たちカンパニーにとっての)理由が、彼が糸口となって示されました。
そうしてみると、嫌なことだったはずの事態がとてもわくわくする楽しみなことに変わっていました。クライマックスのステージを、ストーリーの山場(冬沢のこと)は山場としながらも、純粋に楽しもうという心境になれたように思います。
不思議で、面白い視聴でした。
面白い話で楽しめました。ちょっと観終えるのに期間があいてしまったので、最終11、12話の印象に強く影響されているかと思います。時間が経ってもキャラクターを覚えていられて楽しめたのでキャラクターをとても良いに。映像やストーリーは普通ですが、あまりリアルに描写されても…という話の内容ですので好印象の普通です。
例えば最後の2回分でいうと、言ってしまえば行って帰ってくるだけの話、なのですがその過程が面白く、特に帰りは色々とすごいと思いました。面白かったです。
行って帰ってくる、行って戻ってくる。観た時は気付きませんでしたが、「おかえり」「ただいま」と言っていました。ここがホームになったというのは何か良いですね。