バイク片道40km以上、そこから吊り橋まで5km、キャンプの前からなかなかハードワーク
吊り橋効果なのか、リンと綾乃の中が深まっていてなにより
奥大井湖上駅、行ってみたいですね……
この回も再度観てみると味わい深い。
前半、部の申請について。12+1人そろったタイミングで。
それぞれのメンバーが参加した経緯、実現させたいこと、さまざまであることから、今までもそしてこれからも、好きをかなえたい様々なひとの居場所であるために、同好会のままということで。
後半は、3年組の中でもクールな果林が、将来のことから翻って自分が同好会にいられる残り時間を意識してしまうというのが良い。
つい先のことを考えてしまうからこそ、今を楽しまなきゃ、と。
改めて観ると、栞子というキャラクターの良さをしみじみと感じる。
あこがれの姉のスクールアイドルとしての最後の姿は涙で終わった。
身近で3年間の努力を見てきた栞子だからこそ、姉がそれだけ努力しても届かないものに、自分は初めから適性がないと思ってしまっても無理はない。
ただ、思い通りの結果でなくても、そこに至る過程すべてをひっくるめて後悔するかというと、必ずしもそうではなく、ゼロかイチかで切り分けられるものではない。
うまくいくかわからないけど、やりたいならやってみればいいじゃん、という点はシリーズ全体に通底するテーマだと思う。
EMOTION、未だにバチバチに刺さっている。
久々に2期を観返しているが、4話は初見のときの印象以上に繊細かつ大胆なテーマ設定で、よくぞ1話でまとめ上げたものだと感じる。
今更始めたとて手遅れなんじゃないかとか、先に進んでいっている者のそばで引け目を感じるとか。
それでもなおやっていくのが大事ではあるものの、実際にはあきらめてしまうこともままある。
このストーリーがそんな誰かの背中をやさしく押していることを願わずにはいられない。
まっすぐ進んできた愛にとって、自分の存在が美里を苦しめているかもしれない、という事実に気づかされてしまうと、そこから進めなくなってしまう。
状況を打開するには果林の檄が必要で、このふたりがユニットを組むのは必然的。
さびしいも楽しい。でもやっぱりさびしいはさびしい。さびしいから、また次が楽しみになるんだ。
ほっとする……。
変わっても、変わらない雰囲気があって、よかった。