序盤の何気ない1つ1つの会話が後の展開を(明確にではなくとも)きちんと裏付けとなっていたりと論理的に物語構成となっていて,非常に緻密に出来ている作品であったように思う.
メインキャラクターは中学生活の中でどこかわだかまりが残っていている中で冒険を通じ,それを解消して成長していく姿にはどこか青いものの純粋な気持ち,そしてアツさが詰まっていたと感じられる.
元々ちょっと気になる程度だったところを友人に誘われて見に行ったが,本当に見れてよかったと思う.
自販機の「じょぼぼぼ」だったり,ジャージ嗅がれたことを夢の中で直接嗅がれてるように描写されたりとフェチズムというか発想がえっちすぎてこういう風にも表現できるのか....!と感嘆するばかり.
他の女の子の名前を出すと対抗してきたり,悪ノリに便乗したりと常木さんがすごく可愛く描かれてて楽しい.