カノンの願い、甲洋の願い、全てが繋がっていく……
ここまで見てもそれでもやっぱり甲洋がかなり好きなキャラクターなのでEDに甲洋追加はかなり熱い
「希望に進む道を新国連に閉ざされた」「仲間である人類に裏切られた」「関係のない人々が大勢死んだ」というストレスが視聴者側にもあったように当然民間人にもあって、それが集団になることで牙となって襲い掛かる。
そして、真矢は弓子から預けられた道生の銃でついに「人」を手にかける。自分の意志で、一騎のために。
タイトルは真矢の心境なのか、それとも……。
「誰かを守れなかった」という経験がないであろう、一騎たちの後輩である暉が慟哭していたのが……
そして、命を守るために起きる肉体の同化現象で人でなくなっていくことに怯える後輩たちを鼓舞するために咲良とカノンが乗ることに
一騎といい、やっぱりみんなまた乗っちゃうのかぁ……
進化の代償として人でなくなっていき、フェストゥムとの境界線が曖昧になればなるほど共存の道は近付いてはいるのだろうけれど……うーん……
それにしても彗は孤食やらキツイ場面が多いなぁ
イクニ作品の代表とも言えるアニメ。
90年代アニメは総じてシリアスとギャグがかなりごちゃまぜだがウテナはそれが特に顕著。
しかも、シリアスは比喩多め、ギャグはシュール系と輪をかけて分かりづらい方向性。
王道から外れている作品なので正直人は選ぶ。だが、その分、ツボにハマったときの威力が凄まじい、0か120かの作品。
とにかく音楽と美術の出来がよく、そういった「視覚の美しさ」を求める人はハマりやすいかも。
コア、そして、フェストゥムの成長によって竜宮島が新しく始まる物語。
フェストゥムが一枚岩でなくなることは、より人間に近付いていくことと同義で、それが猛烈に怖いなと感じてしまうのはきっと人間としての本能的な部分なんだろうな。
個人的にはもうちょっと後輩組の掘り下げが欲しかったところ。
シリーズ初見
前半の言葉をただ投げつけるだけのドッジボールがだいぶキツかったけど、シリーズ構成・脚本交代した辺りから面白くなっていった印象
続編があるからよかったけど、作品単体としてはどうなったか教えてほしすぎて消化不良になりそうになる