昔一度見たような……見てないような……と思って視聴。
世界中で起きている誘拐事件に巻き込まれるセーラー戦士たちのお話。
ブラックムーン編が下地になっていて、なんとなく本編を彷彿とさせるシーンやキャラが多かった。
旧アニ映画特有の本編登場キャラに寄せたキャラデザは、制作陣が彼らをどういったポジションへ配置しているかという意図が分かりやすいのと、なによりもファンサービスも兼ねている感じがしてわりと好きだったりする。
子供向け(しかも昔の!)だから90分もなくて、全体的に尺が足りない!
でも、これといって削れるような場面がなくて苦しい。今ならディレクターズカット出すかもなってぐらいには苦しい。全部必要なシーン。足していいなら外部の補完やその後のまもうさとかいくらでも足せるシーンがあるのがまた……。
個人的には極限まで圧縮した本編という感じで嫌いじゃないけど特別好きとか名作とかは思わないかなと感じた。
でも、話の繋がり方はとっても綺麗で、その辺はさすがといったところ。これ出来るアニメって結構ない。
ところで、外部の名乗りバンクそのカンペバージョンしかないのか……………?
昔と同じぐらいしっかりクール数が取れたら違うんだろうけど全体的に駆け足
ニコニコのコメントで補完してもらいながら見たのでなんとなく流れとかは把握出来たけど映像だけ見てる人にはわからんこと多い気がする
ギリシャ戦に至っては原作未読でも大幅なカットが入っていることがわかるほどだった
恐らくは複数回試合に出ているキャラのフォーカスをひとつの試合に絞ることで、全体的な出番のバランスを取っているんだろうけど、その補完をまたOVAでしていくと思うとだったらギリシャ戦を1クールやったほうがよかったんじゃないか?と思ってしまった
でも結局テニプリのキャラクターたちと展開の熱さが好きだし、なんだかんだやっぱり作品自体が好きだなぁと思える辺りが長年続いている理由だろうなと感じた
完全に毒されてる(笑)
個人的に好きな点としては
・アメリカ代表に青学の声優陣を当てたこと
・良いなと思ったシーンがアニオリだったこと(正直あの青学集合がU-17において一番好きなシーンだった)
・音楽がスポーツアニメの劇伴としてきちんと機能していた
・白石回の作画と展開